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hololensの立体音響

hololensには合計6つのスピーカが内蔵されており、立体音響が利用可能です。
仮想空間の右側からキャラクターが歩み寄れば、右側のスピーカから足音が聞こえるということができる訳です。
さて、今回はチュートリアルの続きです。
・HOLOLENS 立体音響を再生する SPATIAL SOUND
 https://azure-recipe.kc-cloud.jp/2016/12/hololens-tutorial5/


これまでと比べて、設定が少し複雑ですが、特に問題は発生しませんでした。

写真だと分かりませんが、折り紙のオブジェクトのある方から音楽が聞こえています。
f:id:bluebirdofoz:20170413013609j:plain
折り紙が左にあれば左から、右にあれば右のスピーカから音が鳴り、物体がどちらにあるか分かります。

因みにチュートリアルの中で追加する SphereSounds.cs はボールの落下音を追加するスクリプトです。
OnCollisionEnterはオブジェクト同士が衝突したときに呼ばれる関数とのことです。

// Occurs when this object starts colliding with another object
void OnCollisionEnter(Collision collision)
{
    // Play an impact sound if the sphere impacts strongly enough.
    if (collision.relativeVelocity.magnitude >= 0.1f)
    {
        audioSource.clip = impactClip;
        audioSource.Play();
    }
}

hololensのタップ操作で実装した、ボールの落下を発生させると、落下時の衝突音が再生されます。
なるほどなるほど。

しかし、気になった点としてスピーカから聞こえる音の音質はあまりよくなく感じました。
顔を振ると音楽にノイズが入る?
スピーカの問題ではなく、立体音響の解析処理が思った以上に重いのかもしれません。