MRが楽しい

MRやVRについて学習したことを書き残す

ユニティちゃんトゥーンシェーダー2.0を試してみる

本日UnityChanページに立ち寄ると、「ユニティちゃんトゥーンシェーダー2.0」ver:2.0.0リリースの記事がありました。
・ユニティちゃんトゥーンシェーダー2.0
 http://unity-chan.com/download/releaseNote.php?id=UTS2_0

リリース直後です。トゥーンシェーダには興味があったので試してみることにしました。
ダウンロードを行うと、プロジェクトの形で取得できるのでサンプルシーンを開いてみます。
f:id:bluebirdofoz:20170510021753j:plain
絵的な塗りの3D世界が映し出されています。

さて、これってそのままhololensに持ってこれるのか?早速試してみます。
まずサンプルプロジェクトだとカメラが自動移動するスクリプトが組まれているのでCenterオブジェクトを無効化します。
f:id:bluebirdofoz:20170510021844j:plain
メインカメラを有効化し、いつも通り下記の設定を行います。
・Move Camera to Origin: アプリ起動時にカメラ位置を0,0,0にする
・Camera Clears to Black: カメラのBackgroundを黒にする

後はBuild SettingsでUWPアプリオブジェクトに切り替えます。
この辺りの設定は以下のチュートリアル101を参考にします。お決まりパターンです。
・HOLOLENS 初めての開発 “HOLO”WORLD
 https://azure-recipe.kc-cloud.jp/2016/12/hololens-tutorial1/

この時点でビルドしてみると、唯一「AutoBlinkforSD.cs」というクラスのみエラーが発生しました。
UWPで提供されていないライブラリを参照しているようです。
目パチのスクリプトという事なので今回はコメントアウトしました。

これでビルドは通り、実行できた…と思ったのですが、hololens上でアプリを動作しても画面が何も表示されません。
holographic Remotingで試してみるもやはり失敗…。

Unityが即座に落ちてしまうので詳細が追えませんが、D3D11というエラーが見えたのでDirectX系の問題?
やはりシェーダが関係していそうです。苦戦しそうなので今日はここで切り上げです。


裏ではユニティちゃん追いかけっこアプリの修正中です。
というよりも、本日は修正から着手していたのですが、新規に書くことが思い当たらなかったので急遽トゥーンレンダお試し枠にしました。
が、色々問題が出てきて手間取ったために結局、修正の方もほとんど勧められない結果に…。
二兎を追ってはいけない。