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Blenderでミラーモディファイアに合わせてボーンを設定する

本日はBlenderの学習枠です。
前回作成したメガネにボーンを設定してテンプルを折り曲げれるようにします。
bluebirdofoz.hatenablog.com

因みにメガネのパーツ名は以下で調べました。考えてみると案外知らない……。
n-oni.jp

メガネはミラーモディファイアを用いて作成しています。
オブジェクトを修正する際の事を考え、ミラーモディファイアを設定したままボーンを設定します。

今回、参考にしたのは以下のページです。
Blenderモデリングツール(アーマチュア
 http://cg.xyamu.net/Blender/entry188.html
・【Blender】アーマチュア(ボーン)とは?簡単な使い方(1/3)
 http://blender-cg.net/armature-bone/
・【Blender】アーマチュアの設定項目(2/3)
 http://blender-cg.net/armature/
・【Blender】ボーンの設定項目(3/3)
 http://blender-cg.net/bone/
Blenderでボーンとオブジェクトを関連付けるには?
 http://b00.sakura.ne.jp/main/gamecreate/2015/10/28/post-210/
・初心者のための!作って学ぶBlenderの基礎:④ボーンを設定する
 http://nvtrlab.jp/column/2-4

最初にオブジェクトモードで 追加 -> アーマチュア -> 単一ボーン でボーンを追加します。
f:id:bluebirdofoz:20170812223819j:plain

Amature を選択するとツールメニューに「アーマチュアオプション」が表示されるのでチェックします。
f:id:bluebirdofoz:20170812223940j:plain

Shift+Eで左右対称のボーンを作成します。
f:id:bluebirdofoz:20170812224003j:plain

テンプルに重なるように位置を調整します。
f:id:bluebirdofoz:20170812224122j:plain
因みに親ボーンから離れた位置にボーンを設定する場合、「接続」のチェックを外す必要があります。

メッシュにアーマチュアモディファイアを適用します。
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オブジェクトに先ほど作成したアーマチュアを指定します。
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このとき、ミラーモディファイアを用いている場合は Mirror > Armature の順でモディファイアを設定します。

ウエイトペイントモードに移行します。メッシュオブジェクトを指定した状態でCtrl+Tabを押します。
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オプションからXミラーにチェックを行い、頂点グループに対応した影響範囲をペイントします。
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先ほどのモディファイアの設定とXミラーを行っていれば、自動的に逆側のボーンのメッシュ設定も行われます。
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アーマチュアのポーズモードでボーンを動かしてみると……。
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動きました。

ボーンを左右別々に動かせば、ちゃんと左右別々にメッシュが動くことも確認できます。
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これでミラーモディファイアを維持したまま、ボーンの設定が行えました。