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Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]を試す その37(交差ブーリアン)

本日は書籍「Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]」の実施枠です。

バトル衣装モデリングの続きです。
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今回は二の腕にある機械パーツ作成の続きです。青いパーツ部分を作成します。

別絵では三日月上の断面をしたパーツなので 追加 -> 円柱 を元に形を形成します。
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元絵には側面に窪みがあるので、これを再現します。
今回は手法として交差(ブーリアン)の機能を利用します。

まず、オブジェクトモードから 追加 -> メッシュ -> 立方体 で、作成する溝の大きさのオブジェクトを用意します。
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メッシュを複製(Shift+Dキー)し、もう一つの溝用のメッシュも用意します。
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溝を作成する位置が決まったら、溝用オブジェクトのメッシュを全選択した状態にします。
そのまま、溝用オブジェクトと二の腕パーツオブジェクトを結合(Ctrl+Jキー)します。
二の腕パーツオブジェクトの編集モードに移行して、以下のような溝用メッシュのみが選択された状態であればOKです。
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この状態で、メッシュ -> 面 -> 交差(ブーリアン)を選択します。
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すると以下のようにメッシュがあった位置に、溝ができあがります。
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溝周辺のトポロジが気に入らない形になった場合は手動で修正します。