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HoloLens用のオリジナルモデルを作成する その9(正面顔のモデリング)

本日はホロ恋子モデルの作成枠です。
下絵の準備が完了したので Bledner でのモデリングに入ります。
初めに正面顔のモデリングです。
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今回は予め横顔の下絵もあったので、ラティス変形を用いるBlender標準テクニックでの手法ではなく。
正面と横の下絵から頂点位置を調整して点を打っていく、かんたんBlender講座形式の手法を用いました。
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横からの下絵があると、ある程度初めからそれらしい頂点位置に調整できるので、こちらの方が楽かもしれません。

ひたすら頂点を打って、面を張り、正面顔のモデリングを作成しました。
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前回、表情モーフの作成に苦労したこともあり、今回は顔の筋肉を意識してトポロジを作成しています。
唇と口輪筋はしっかり形どりましょう。口を開くモーション時に顔が崩れなくなります。
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瞼も同じようにトポロジを作成します。閉じたときに、形が破綻しないよう上下の頂点数を合わせておきます。
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頂点を打ち込む形で一度形成しましたが、このままでは三角ポリゴン数が多すぎます。
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モーフに必要な点は減らさず、鼻筋や額など、頂点数が少なくても問題ない部分を中心にポリゴンを落としていきます。
この縛りがあるため、自動化では上手くいかず、手動でまとめたい頂点に結合する形で対処しました。
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頑張って削減した結果がこちら。
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本当は更に少なくしたいけども、これ以上削減すると私の腕ではディテールを保てません。。
ひとまずは正面顔のモデリングを確定とします。