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クリップスタジオの「輝度を透明度に変換」で輝度が低い部分を透明化する

本日は CLIPSTUDIO の調査枠です。
CLIPSTUDIOの「輝度を透明度に変換」で輝度が低い部分を透明化する方法を調べます。

CLIPSTUDIOには「輝度を透明度に変換」機能があります。
これを使うと、輝度が高い部分(例えば白色の部分)をその高さに応じて透明化することができます。

使い方は変換を行いたいレイヤーを選択した状態でメニューから 編集 -> 輝度を透明度に変換 を選択します。
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すると以下のように輝度が高い部分が透明化され、下位レイヤ―の色が見えるようになります。
f:id:bluebirdofoz:20180928232312j:plain

今回はこの機能を応用して輝度が低い部分(例えば黒色の部分)を透明化します。
方法としては「階調の反転」機能で一度輝度を反転させ、「輝度を透明度に変換」機能を利用します。

透明化を行うレイヤーに対して階調反転を行います。
レイヤーを選択した状態でメニューから 編集 -> 色調補正 -> 階調の反転 を選択します。
f:id:bluebirdofoz:20180928232319j:plain

階調が反転されたら、レイヤーに対して「輝度を透明度に変換」機能を利用します。
レイヤーを選択した状態でメニューから 編集 -> 輝度を透明度に変換 を選択します。
f:id:bluebirdofoz:20180928232324j:plain

輝度の透明化が行われたら、次は再び「階調の反転」機能を利用します。
レイヤーを選択した状態でメニューから 編集 -> 色調補正 -> 階調の反転 を選択します。
f:id:bluebirdofoz:20180928232333j:plain

これで元画像の輝度が低い部分が透明化された画像が作成できました。
f:id:bluebirdofoz:20180928232344j:plain

背景レイヤを消して PNG など透明度が保存できるファイル形式で画像を保存します。
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