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開発環境構築手順 3DF Zephyr編

本日は環境構築の手順枠です。
写真から3Dモデルを生成する「Photogrammetry(フォトグラメトリー)」を改めて試してみます。
今回利用するのは 3DF Zephyr というソフトです。
・3DF Zephyr
https://www.3dflow.net/3df-zephyr-pro-3d-models-from-photos/

3DF Zephyrは非常に有力な Photogrammetry ソフトです。有償版はsteamで2万円から買い切りできます。
同じく有力なソフトである RealityCapture が月額4千円のライセンス料であることを考えると、安価と言えます。

3DF Zephyr にはフリー版も存在します。
フリー版は3Dモデル生成に使える写真の枚数が50枚までという制限があります。
今回はフリー版を試してみます。

インストーラの取得

3DF Zephyrのインストール手順をまとめます。
以下のページでページ下部にスクロールし、「3DF Zephyr Free」の[Download now]ボタンをクリックします。
・3DF Zephyr
 https://www.3dflow.net/3df-zephyr-pro-3d-models-from-photos/
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遷移先のページでページ中央にある[Download 3DF Zephyr Free(Asia mirror)]を選択します。
インストーラのダウンロードが始まります。
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インストールの実行

ダウンロードした「3DF+Zephyr+Free+v4.300+(x64).exe」を実行します。
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セットアップ画面が開始します。
言語の選択ダイアログで「日本語」を選択して「次へ」をクリックします。
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使用許諾画面が表示されるので、「同意する」を選択し、「次へ」をクリックします。
f:id:bluebirdofoz:20181216204654j:plain

インストール先の指定画面が表示されるので、デフォルトまたは任意のインストール先を設定し、「次へ」をクリックします。
f:id:bluebirdofoz:20181216204703j:plain

プログラムグループの指定画面が表示されます。作成する場合はそのまま「次へ」をクリックします。
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追加タスクの選択画面が表示されます。
好みがあればカスタマイズ設定を行い、「次へ」をクリックします。
私の場合、他に利用しているビューワがあるため、3Dビューワのデフォルトは外しました。
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最後に、インストール準備画面が表示されます。「インストール」をクリックしてインストールを実行します。
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以上で 3DF Zephyr のインストールは完了です。
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アプリが起動することを確認します。
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「Cuda互換のビデオカードが見つかりませんでした」

起動時に「Cuda互換のビデオカードが見つかりませんでした」というエラーが発生することがあります。
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ビデオカードの型によってはドライバを最新化することで解消できるようです。
以下のページから利用中のビデオカードの最新ドライバを取得して更新してみると良いです。
・Download Drivers
 https://www.nvidia.com/download/find.aspx
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