MRが楽しい

MRやVRについて学習したことを書き残す

HoloLens特化のホロ恋子モデルを作成する その48(服の塗り)

本日はホロ恋子モデル2の作成枠です。
次は服の塗りを行います。
f:id:bluebirdofoz:20190411090037j:plain

デザインの追加

服に立体感を出すため、縫い目のラインを追加しました。
ベースラインで線を作ったときと同様に、[図形]ツールの[連続曲線]を利用しました。
デザインの一部として曲線を利用する場合は[アンチエイリアス]を有効にした方が線が綺麗に見えます。
f:id:bluebirdofoz:20190411090050j:plain

影の描き込み

服が重なる箇所など、明らかに影になる部分は髪と同様に影を付けていきます。
もう一方で、服には立体感を出すため、色変化が滑らか影も描き込みます。

[筆]ツールの[水多め]で色を塗った後、[色混ぜ]ツールの[色混ぜ]を利用して色をボカします。
f:id:bluebirdofoz:20190411090100j:plain

ここに髪と同様のクッキリとした影を重ねます。
滑らかな影で[色混ぜ]を使う必要があるため、クッキリとした影と色変化が滑らかな影は別レイヤーで作成します。
f:id:bluebirdofoz:20190411090112j:plain

この時の注意点として、両方のレイヤーを[乗算]にしてしまうとお互いの影が強調してしまい、重なった部分が浮いて見えます。
両方の影レイヤーで同じ色を使い、両方の効果を[通常]にし、フォルダのみ[乗算]とすることで2種類の影を綺麗に重ねることができます。
f:id:bluebirdofoz:20190411090122j:plain

円柱に沿った滑らかな影を描き込む

脚部など円柱形の箇所は滑らかな立体感を出すため、グラデーションによる陰影付けを行ってみました。
[グラデーション]ツールを開き、[描画色から透明色]を選択します。
グラデーションの形を変更するため、[詳細設定]をクリックします。
f:id:bluebirdofoz:20190411090131j:plain

[メイン描画色]のポイント位置を中央の 50 までドラッグして移動します。
次に位置 0 の辺りをクリックして色設定のポイントを追加します。
f:id:bluebirdofoz:20190411090142j:plain

ポイントを追加したら、位置を 0 に、不透明度を 0 に設定したポイントとします。
これで両端が透明色のグラデーションが作成できました。
[OK]ボタンで変更を確定します。
f:id:bluebirdofoz:20190411090152j:plain

後は描画色を適切な色に変更してグラデーションを追加します。
f:id:bluebirdofoz:20190411090201j:plain

オーバーレイ追加のときと同様に、[選択範囲]ツールで切り取りを行い、[メッシュ変形]で形をメッシュに合わせます。
f:id:bluebirdofoz:20190411090211j:plain

後はフォルダに効果を設定します。
影ほどはっきりは見せたくなかったので、透明度を 50 にして[オーバーレイ]として重ねました。
f:id:bluebirdofoz:20190411090223j:plain

これらの手順を組み合わせて、服の塗りを完了しました。
f:id:bluebirdofoz:20190411090234j:plain

次は肌の塗りを行います。
bluebirdofoz.hatenablog.com