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HoloLens特化のホロ恋子モデルを作成する その53(喜怒哀楽とリップシンクの表情作成)

本日はホロ恋子モデル2の作成枠です。
前回記事のシェイプキー作成の方法を元に、喜怒哀楽とリップシンクの表情を作成します。
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喜怒哀楽

まずは喜怒哀楽について抑えるべき要点をまとめてみます。

Fun(喜び)

・眉の内側と外側が下がり、眉が丸っぽくなる。
・目は下瞼が大きく上がり、目のラインが山を描くようになる。(漫画的表現をするならそのまま山なりに目を閉じる)
・口は口角が吊り上がり、唇が開く。唇が動くので顎を動かさない場合は歯が見える。
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Angry(怒り)

・眉の内側と眉間が両目の中央に向けて大きく動く。
・目は瞼の両端が瞳に寄り、目の形が細くなる。
・口は口角が大きく下がり、唇が開く。唇が動くので顎を動かさない場合は歯が見える。
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Sorrow(哀しみ)

・眉間が大きく上に上がり、それに引っ張られるように眉全体が眉間に引き寄せられる。
・目は目尻が下がり、上瞼全体が下がった曲線を描く。下瞼の中央を引き上げると涙を堪えているような形になる。
・口は口角が下がる。唇は開かない。
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Joy(楽しみ)

・眉の内側と外側が下がり、眉が丸っぽくなる。
・目は目尻が下がり、目全体のラインが山を描くようにする。
・Fun(喜び)と似ているが変化が軽い
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リップシンク

次にリップシンクです。「あいうえお」の口の動きについてまとめます。

「あ」

・口角が上がり、横にも広がります。
・口が大きく開くため、顎が縦に開きます。
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「い」

・口角が横に広がり、口の形が横一文字に開きます。
・唇のみが開き、顎は縦に動きません。このため、開いた口から歯が見えます。
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「う」

・口角が内側に寄り、口をすぼめた様になります。
・口の端は閉じられて鋭角を作ります。
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「え」

・口は顎が動くほど大きく開きます。
・口角が下がり気味になり、上から下に広がるような口の形になります。
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「お」

・口は顎が動くほど大きく開きます。
・口角は内側に寄り、口の端は鈍角を作ります。
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瞬き

最後に瞬きの目の動きです。

Blink(瞬き)

・基本的に上瞼が大きく下に落ちて目が閉じられる。
・引き寄せられるように目の内側と外側の幅が狭まる。
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次はオブジェクト表示のためにシェイプキーを利用してみます。
bluebirdofoz.hatenablog.com