Blenderでスカルプトモデリングを行う その５（ブラシのカーブ）

本日は Blender の技術調査枠です。
Blenderでスカルプトのブラシのカーブ設定について記事にします。

前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com

ブラシのカーブ設定

ブラシのカーブ設定ではブラシ範囲におけるストロークの影響力を調整できます。
以下の6種類のデフォルト設定があります。

デフォルトのカーブ設定

・スムース

・ラウンド

・ルート

・シャープ

・ライン

・マックス

手動でのカーブ設定

カーブのハンドルをドラッグで操作することで手動でカーブの設定を変更することも可能です。

変更をデフォルトにリセットしたい場合は[スパナ]アイコンの[カーブをリセット]を実行します。

ストロークにおけるカーブの効果

ブラシの影響力はデフォルトだと重複して作用してしまいます。
このため[ライン]や[スペース]のストロークでスカルプトを実行すると、意図しないカーブ形状になる事があります。
例えば以下は[マックス]カーブで[ライン]ストロークのスカルプトを行った状態です。

一定の高さの塗りを行いたい場合は、カーブの設定ではなく、[ブラシ]の種類から[Layer]を選択して利用します。
[Layer]ブラシは[高さ]の設定で一定の高さ以上の塗りを制限することができます。

その他[トリム]の設定項目があるブラシも同じように頂点からのオフセットを制限することができます。