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VisualStudioCodeでBlenderモジュールのオートコンプリートを利用する その1(Settingsでのモジュール参照)

本日は環境構築枠です。
Visual Studio CodeBlenderモジュールのオートコンプリートを利用する方法を記事にします。
本記事は Visual Studio Code のオートコンプリート設定を利用する手順です。

以下の記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com

オートコンプリートの設定

Visual Studio Code でオートコンプリートを設定するには Settings で参照先の指定を行います。
Visual Studio Code を起動し、左下の[歯車]ボタンをクリックして[Settings]を実行します。
f:id:bluebirdofoz:20190609213235j:plain

Settings が開きます。オートコンプリートの設定はJSON形式で直接入力を行います。
右上の[Open Settings(JSON)]ボタンをクリックします。
f:id:bluebirdofoz:20190609213247j:plain

[python.autoComplete.extraPaths]の項目を追加し、Blender のモジュールパスを追加します。

{
    "python.autoComplete.extraPaths": [
       "D:\\BlenderDir\\blender-2.79-windows64\\2.79\\scripts\\modules"
    ]
}

f:id:bluebirdofoz:20190609213257j:plain

モジュールパスは Blender のインストールディレクトリの (バージョン番号)/scripts/modules 配下です。
f:id:bluebirdofoz:20190609213308j:plain

変更を有効にするため、Settings の変更を保存して Visual Studio Code を再起動します。
f:id:bluebirdofoz:20190609213317j:plain

動作確認

新しくファイルを作成して import bpy を行った Pythons スクリプトを作成します。
以下の通り、利用可能な関数が表示されます。
f:id:bluebirdofoz:20190609213333j:plain

ただし以下のような Blender 固有のデータタイプのオートコンプリートは表示されません。
f:id:bluebirdofoz:20190609213351j:plain

次はデータタイプのオートコンプリートも可能な fake-bpy-module を利用した手順です。
bluebirdofoz.hatenablog.com