本日は Blender2.8 の練習枠です。
Blender2.8とTEXTURE HAVENを利用して床や壁の綺麗な質感を作るについて記事にします。
今回はラフネス用テクスチャとノーマルマップを設定します。
ラフネス用テクスチャの設定
続けてテクスチャを設定します。次はラフネス(粗さ)テクスチャです。
ラフネステクスチャは表面の粗さを設定し、光の反射具合を調整することができます。
画像を読み込むための[画像テクスチャ]ノードを作成します。
[シェーダーエディター]のヘッダーメニューから[追加]->[テクスチャ]->[画像テクスチャ]を選択します。
[画像テクスチャ]ノードが追加されたらテクスチャを読み込むため、[開く]ボタンをクリックします。
前回取得した画像のディレクトリを開き、ラフネス用テクスチャ(~_rough_2k.jpg)を選択します。
画像を選択したら[画像を開く]ボタンをクリックします。
これで[画像テクスチャ]ノードに画像が読み込まれました。
ラフネス(粗さ)テクスチャは色情報のテクスチャではないため、[色空間]の設定を[Non-Color]に変更します。
[画像テクスチャ]の[カラー]からマウスのドラッグ操作で線を伸ばし、[プリンシプルBSDF]ノードの[粗さ]に繋げます。
[プリンシプルBSDF]ノードに粗さの情報が読み込まれるようになり、平面の反射が変化します。
少し変化が分かり辛いので、入力されるラフネス値に補正をかけてみます。
ヘッダーメニューから[追加]->[カラー]->[反転]を選択します。
追加された[反転]ノードはそのままドラッグして、ラフネス用テクスチャと粗さの繋がりに挟み込みます。
すると挿入された[反転]ノードの[係数]値を調整する事で全体の[粗さ]を補正できるようになります。
[反転]の補正なので[0.0]が補正無しの[粗さ]の設定値になります。
ノーマルマップの設定
次はノーマルマップを設定します。
ノーマルマップは表面の法線を設定し、陰影による凹凸表現を調整することができます。
こちらも画像を読み込むための[画像テクスチャ]ノードを作成します。
[シェーダーエディター]のヘッダーメニューから[追加]->[テクスチャ]->[画像テクスチャ]を選択します。
[画像テクスチャ]ノードが追加されたらテクスチャを読み込むため、[開く]ボタンをクリックします。
前回取得した画像のディレクトリを開き、ノーマルマップ(~_nor_2k.jpg)を選択します。
画像を選択したら[画像を開く]ボタンをクリックします。
これで[画像テクスチャ]ノードに画像が読み込まれました。
ノーマルマップは色情報のテクスチャではないため、[色空間]の設定を[Non-Color]に変更します。
[画像テクスチャ]の[カラー]からマウスのドラッグ操作で線を伸ばし、[プリンシプルBSDF]ノードの[ノーマル]に繋げます。
[プリンシプルBSDF]ノードに法線の情報が読み込まれるようになり、平面の凹凸が変化します。
こちらも入力されるノーマルに補正をかけてみます。
ヘッダーメニューから[追加]->[ベクトル]->[ノーマルマップ]を選択します。
追加された[ノーマルマップ]ノードはそのままドラッグして、ノーマルマップとノーマルの繋がりに挟み込みます。
すると挿入された[ノーマルマップ]ノードの[強さ]値を調整する事で全体の凹凸具合を補正できるようになります。
[10.0]に近づけるほど、凹凸がはっきりと分かるようになります。
次はアンビエントオクルージョン用テクスチャを設定します。
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