MRが楽しい

MRやVRについて学習したことを書き残す

TEXTURE HAVENを利用してBlender2.8で床や壁の綺麗な質感を作る その4(ラフネス用テクスチャとノーマルマップの設定)

本日は Blender2.8 の練習枠です。
Blender2.8とTEXTURE HAVENを利用して床や壁の綺麗な質感を作るについて記事にします。
今回はラフネス用テクスチャとノーマルマップを設定します。
f:id:bluebirdofoz:20191009084004j:plain

ラフネス用テクスチャの設定

続けてテクスチャを設定します。次はラフネス(粗さ)テクスチャです。
ラフネステクスチャは表面の粗さを設定し、光の反射具合を調整することができます。

画像を読み込むための[画像テクスチャ]ノードを作成します。
[シェーダーエディター]のヘッダーメニューから[追加]->[テクスチャ]->[画像テクスチャ]を選択します。
f:id:bluebirdofoz:20191009084016j:plain

[画像テクスチャ]ノードが追加されたらテクスチャを読み込むため、[開く]ボタンをクリックします。
f:id:bluebirdofoz:20191009084029j:plain

前回取得した画像のディレクトリを開き、ラフネス用テクスチャ(~_rough_2k.jpg)を選択します。
画像を選択したら[画像を開く]ボタンをクリックします。
f:id:bluebirdofoz:20191009084039j:plain

これで[画像テクスチャ]ノードに画像が読み込まれました。
ラフネス(粗さ)テクスチャは色情報のテクスチャではないため、[色空間]の設定を[Non-Color]に変更します。
f:id:bluebirdofoz:20191009084053j:plain

[画像テクスチャ]の[カラー]からマウスのドラッグ操作で線を伸ばし、[プリンシプルBSDF]ノードの[粗さ]に繋げます。
[プリンシプルBSDF]ノードに粗さの情報が読み込まれるようになり、平面の反射が変化します。
f:id:bluebirdofoz:20191009084104j:plain

少し変化が分かり辛いので、入力されるラフネス値に補正をかけてみます。
ヘッダーメニューから[追加]->[カラー]->[反転]を選択します。
f:id:bluebirdofoz:20191009084114j:plain

追加された[反転]ノードはそのままドラッグして、ラフネス用テクスチャと粗さの繋がりに挟み込みます。
f:id:bluebirdofoz:20191009084127j:plain

すると挿入された[反転]ノードの[係数]値を調整する事で全体の[粗さ]を補正できるようになります。
[反転]の補正なので[0.0]が補正無しの[粗さ]の設定値になります。
f:id:bluebirdofoz:20191009084140j:plain

ノーマルマップの設定

次はノーマルマップを設定します。
ノーマルマップは表面の法線を設定し、陰影による凹凸表現を調整することができます。

こちらも画像を読み込むための[画像テクスチャ]ノードを作成します。
[シェーダーエディター]のヘッダーメニューから[追加]->[テクスチャ]->[画像テクスチャ]を選択します。
f:id:bluebirdofoz:20191009084150j:plain

[画像テクスチャ]ノードが追加されたらテクスチャを読み込むため、[開く]ボタンをクリックします。
f:id:bluebirdofoz:20191009084200j:plain

前回取得した画像のディレクトリを開き、ノーマルマップ(~_nor_2k.jpg)を選択します。
画像を選択したら[画像を開く]ボタンをクリックします。
f:id:bluebirdofoz:20191009084210j:plain

これで[画像テクスチャ]ノードに画像が読み込まれました。
ノーマルマップは色情報のテクスチャではないため、[色空間]の設定を[Non-Color]に変更します。
f:id:bluebirdofoz:20191009084222j:plain

[画像テクスチャ]の[カラー]からマウスのドラッグ操作で線を伸ばし、[プリンシプルBSDF]ノードの[ノーマル]に繋げます。
[プリンシプルBSDF]ノードに法線の情報が読み込まれるようになり、平面の凹凸が変化します。
f:id:bluebirdofoz:20191009084233j:plain

こちらも入力されるノーマルに補正をかけてみます。
ヘッダーメニューから[追加]->[ベクトル]->[ノーマルマップ]を選択します。
f:id:bluebirdofoz:20191009084243j:plain

追加された[ノーマルマップ]ノードはそのままドラッグして、ノーマルマップとノーマルの繋がりに挟み込みます。
f:id:bluebirdofoz:20191009084253j:plain

すると挿入された[ノーマルマップ]ノードの[強さ]値を調整する事で全体の凹凸具合を補正できるようになります。
[10.0]に近づけるほど、凹凸がはっきりと分かるようになります。
f:id:bluebirdofoz:20191009084304j:plain

次はアンビエントオクルージョン用テクスチャを設定します。
bluebirdofoz.hatenablog.com