おいかけっこアプリの修正に凝っていると、急にプロジェクトのデータが消えてしまうことが怖くなりました。
定期的にファイルコピーでバックアップは取っていたのですが、折角なのでSVNでバージョン管理&バックアップします。
以下を参考にインストールします。(仕事ではよく使っていますが、自宅で使うのは初めてです)
tracpath.com
インストールは滞りなく完了しました。早速、プロジェクトを登録します。
しかし、ディレクトリをそのまま登録を実施すると、作成したバイナリファイルまで含まれてしまいます。
バックアップが必要な箇所だけ登録したいので今更ながらUnityのプロジェクトの各フォルダについて調べてみました。
今回、登録するおいかけっこアプリのプロジェクトフォルダの内容は以下の通りです。
.vs フォルダ
- 不明。VisualStudioの設定ディレクトリ?
Assets フォルダ
- ゲーム作成時に使用するスクリプト、マテリアルとアセットが含まれる。
以下のような名前によって特殊な機能を持つディレクトリが存在する。
「Assets」「Editor」「Editor Default Resources」「Gizmos」..etc..
{アプリ名} フォルダ
- ビルド時に生成されるバイナリ/プロジェクトファイル出力ディレクトリ。
本ディレクトリは自作ディレクトリ。
調べて気付いたが、態々自作しなくても出力先には後述のUWPディレクトリを利用すべき。
Library フォルダ
- Unityが自動的に管理しているフォルダ。
アセットから出るデータをキャッシュするという役割を果たしている。
Unity開発ユーザーが編集・削除を行うと正常に動作しなくなる可能性がある。
ProjectSettings フォルダ
- プロジェクトに各種設定を保存する為のフォルダ。
Unityメニューの「Project Settings」で設定した内容が本フォルダ内に格納される。
UWP フォルダ
- UWPアプリビルド設定時に自動生成される。
{アプリ名}.CSharp.csproj
{アプリ名}.CSharp.Editor.csproj
{アプリ名}.CSharp.Plugins.csproj
- VisualStudio用のプロジェクトファイル群。
ビルド設定でUnity C# Projectを有効にしていると生成される。
{アプリ名}.sln
- Visual Studio Tools for Unity (UnityVS) 用の「.sln」(ソリューションファイル) 。
参考
mechalog.com
qiita.com
qiita.com
docs.microsoft.com
よって、バージョン管理に登録が必要なディレクトリは以下のようです。
Assets
Library
ProjectSettings
必要な分だけコミットを行いました。
改めてプロジェクトを開き、ビルドが可能であることを確認して完了です。
本当を言えばLibraryは細かいファイルが多く、自動生成なので含めたくないのですが、外すと一部プロジェクト情報が保持されませんでした。
別件ですが、TortoiseSVNのオーバレイアイコンが表示されない問題が発生しました。
調べてみるとWindows10における問題のようです。
www.lanches.co.jp
対処にはレジストリ変更の必要があるとか勘弁してぇ…コミット操作でも確認できるので触らずに置いておくことにしました。