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Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]を試す その16(シェーディングの自動スムーズ)

本日は書籍「Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]」の実施枠です。

顔のモデリングの続きです……が、今回はモデリングから少し外れます。
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シェーディングに関する設定を行います。

小物パーツを作成しましたが、ポリゴン数が抑えめなので曲線部分がカクカクです。
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顔オブジェクトのモデリングの際には「シェーディング」を「スムーズ」にすることで面を滑らかにすることで対応していました。
しかし、小物パーツでこれを用いると、シャープなメリハリが欲しい部分まで滑らかな曲線になってしまいます。
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角ばった部分はそのままに、一定の以下の曲線に近い角度のところは滑らかにする「自動スムーズ」という機能があります。
これを使ってみます。「プロパティ」ウィンドウの「オブジェクト」タブを開きます。
「ノーマル」パネルの「自動スムーズ」にチェックを入れて、「角度」の設定を調整します。
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すると、ここで設定した角度以下の部分のみにスムーズ処理を行うようになります。

編集モードで辺ごとに設定を行う事も可能なようですが、これを利用すると作業量が少なくて済みます。
予め設定しておけば、モデリングをしながら滑らかにする部分とシャープにする部分を意識して分けることもできそうです。