前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com
以下のマニュアルでは密な点群を作成した後に、更にメッシュの再構築とテクスチャ作成を実施しています。
github.com
こちらについても試してみます。
前回実行した DensifyPointCloud.exe を用いた下記コマンドを実行したところからです。
D:\OpenMVS\build64\DensifyPointCloud.exe D:\OpenMVS\ProjectTest\DensifyPointCloudTest\scene.mvs
scene_danse.ply ファイルの他、scene_dense.mvs というファイルも出力されているはずです。
OpenMVS バイナリの ReconstructMesh.exe を利用します。下記のようなコマンドを実行します。
D:\OpenMVS\build64\ReconstructMesh.exe D:\OpenMVS\ProjectTest\DensifyPointCloudTest\scene_dense.mvs
コマンドの実行が完了すると、scene_dense_mesh.ply という3Dファイルが出力されます。
MeshLab で読み込むと以下のようなメッシュデータに変換されていることが分かります。
更にディティールを詰めるため、メッシュのリファインを行ってみます。
OpenMVS バイナリの RefineMesh.exe を利用します。下記のようなコマンドを実行します。
D:\OpenMVS\build64\RefineMesh.exe D:\OpenMVS\ProjectTest\DensifyPointCloudTest\scene_dense_mesh.mvs
コマンドの実行が完了すると、scene_dense_mesh_refine.ply という3Dファイルが出力されます。
MeshLab で読み込むと以下のようなよりディティールが作り込まれたメッシュに……なったのかな?違いがよく分からず。
リファインは必須ではないので、この実施はお好みに合わせてということでしょうか。
最後にメッシュにテクスチャを貼りつけます。
OpenMVS バイナリの TextureMesh.exe を利用します。下記のようなコマンドを実行します。
D:\OpenMVS\build64\TextureMesh.exe D:\OpenMVS\ProjectTest\DensifyPointCloudTest\scene_dense_mesh.mvs
コマンドの実行が完了すると、scene_dense_mesh_texture.ply という3Dファイルが出力されます。
MeshLab で読み込むと以下のようなテクスチャが貼りつけられた3Dモデルが生成されます。