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Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]を試す その68(シームを付ける)

本日は書籍「Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]」の実施枠です。

今回はUV展開の続きです。UV展開のためのシーム付けを行います。
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閉じた立体を一つ一つ、順に展開していきます。まずは耳の機械パーツからです。
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黒い部分と青い部分の境界で切り離すのが最も分かり易そうです。
切り込みを入れたい辺を選択し、メニューから メッシュ -> 辺 -> シームを付ける を選択します。
(または Ctrl+E キーでも辺メニューが表示可能です)
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更に、展開後の形が分かりやすくなるよう、物体の中央線にもシームを付けます。
魚の開きを作るようなイメージでしょうか。
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ある程度、シームを付けたらメッシュを選択してUV展開(Uキー)を行います。
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綺麗な形に自動展開できました。全ての立体に同様の手順を実施していきます。
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ツインテールは中央線と枝分かれの切り離し、展開後の切れ込みなどを意識してシーム付けをしてみました。
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展開するとこんな感じです。
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シームの切れ目はテクスチャの非連続な箇所となるため、シームはなるべく少ない方が良いです。
複雑な箇所に少し切れ込みを入れるだけでも、展開の形が綺麗になったりしたので色々試してみると良いかもしれません。