本日は HoloLens RS4 Preview の技術調査枠です。
何と RS4 では3Dランチャが使えるという情報がありました。
www.tattichan.work
早速、以前 WindowsMR で試したものを HoloLens にインストールしてみました。
bluebirdofoz.hatenablog.com
まずは変更を加えず、そのままインストールしてみます。
以下の通り、HoloLens上でも3Dランチャが表示されました。成功です。
ここで試しに以前、WindowsMR 上では表示に失敗した HoloLens モデルを投入してみました。すると……。
あれ?ダメ元でしたが、問題なく表示されました。
同じく、前回記事では失敗した 三角面:12 の Cube モデルも表示されました。
もしかして、3Dモデルの制限が緩和されている……?
試しに、HoloLens モデルのマテリアルを二つに分けてみました。
前回の調査時に制限として記載されていた、以下の規約に明確に反するモデルです。
「6. 全てのメッシュは1つのマテリアルを共有し、1つのテクスチャを利用する事。」
投入の結果……。
これでも問題なく表示されました。
もっともこれに関しては glTF の出力アドオンが上手く出力してくれている可能性もあるのですが……。
bluebirdofoz.hatenablog.com
何にせよ。この環境を使った場合、3Dランチャとして投影可能なモデルの自由度はかなり広いことが分かりました。
欲が出てきたので、次は今作成中の3Dキャラクターの投影を試みました。
しかし、こちらはそのままでは上手くいきませんでした。
流石に、そのままだと不要なデータが多すぎるので色々簡略化してみます。
すると……。
数ステップ程度のモデル修正で表示することができました。
とりあえず、ポリゴン数 10,000 上限の制限は健在、シェーダーノードが使えない、オブジェクトは一つのみ?あたりの制限がありそうです。
とはいえ、かなりモデル作成のハードルが下がったと言えます。
後はアニメーションができないか、少し暗いのでライティングを調整できないかも気になるところ……。追加調査してみます。
なお、別々のアプリのランチャとしてモデルを設定すれば違う種類の3Dモデルを好きなだけ並べられます。
部屋の中に仮想フィギュアを沢山並べたりも夢じゃないです。素晴らしきかな RS4。