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HoloLens用のオリジナルモデルを作成する その13(上半身のモデリング)

本日はホロ恋子モデルの作成枠です。
今回は腕を除く上半身のモデリングを行いました。
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顔のモデリングで筋肉の流れを意識したのと同様、首回りと肩の形状についても筋肉を意識して作り込んでみました。

まずは首回りの筋肉についてです。
大まかには以下の3つの筋肉の流れを意識すればそれらしい線が引けると思います。
・胸骨舌骨筋
・胸鎖乳突筋
僧帽筋
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肩部分は三角筋の形が輪郭として現れます。
手を軽く広げたポーズでモデリングしているので、三角筋が少し盛り上がった状態を意識しています。
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肩回りは腕の動きと合わせて、形が大きく変化するので、少し多めにポリゴンを作成しています。
特に三角筋は可動部に覆いかぶさるように付いている筋肉なので、上手く動かさないと破綻します。
リギング等のタイミングでもトポロジは随時、調整していくことになると思います。

様々な視点で確認しつつ、筋肉のラインを意識してトポロジを変更していけば、それらしい形に仕上がる……はずです。
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不安だったので、半年前に作成した書籍課題の3Dモデルと肩回りのラインを見比べてみました。
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こう比較すると、より人体のそれっぽい立体感が得られている気がします。