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HoloLens用のオリジナルモデルを作成する その22(Humanリグ)

本日はホロ恋子モデルの作成枠です。
クリース、シャープ付けも完了し、モデリングが完了したので、今回からリギングに着手します。
細分割、スムーズを掛けた状態でレンダリングしてみました。
最後には、改めて低ポリゴンに落とし込むので、完成系はこれより荒くなります。
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書籍課題ではボーン構造を自作しましたが、今回はRigifyアドオンのHumanリグを利用します。
以下の記事のときに使ったアドオンです。
bluebirdofoz.hatenablog.com

アドオンを設定すると、メニューから 追加 → アーマチュア → Human(Meta-Rig) で利用可能です。
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注意点として、Blender 2.79 から Pitchipoy と Meta-Rig が統合されているため、2.78 以前と 2.79 以降ではこのとき、追加されるリグの構造が異なります。
dskjal.com
今回は 2.79 の環境を利用しています。

リグが追加されたら、ボーンタグを開いて「表示」の設定を変更します。
書籍課題で実施したときと同じように「スティック」表示で「レントゲン」を有効にしました。
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後はアーマチュアオブジェクトの編集モードから、ボーンの大きさを変更し、体の大きさに合わせていきます。
Human(Meta-Rig)はボーンレイヤの設定なども予め行われているので、必要なボーンを分けて表示させて編集できます。
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今後、作成したアニメーションを別モデルに流用できることを期待して、顔ボーンもそのまま活用します。
今回はモーフによる表情作成は行わない予定です。
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