本日はホロ恋子モデルの作成枠です。
ホロ恋子モデルの適切なボーン構造を考えるため、UnityのMecanimHumanoidについて調べました。
blogs.unity3d.com
前々回、リグの元データとしてRigifyアドオンのHumanリグを利用しました。
bluebirdofoz.hatenablog.com
しかし構成をよくよく見てみると、この Human(Meta-Rig) と Unity で用いられる humanoid リグとは僅かにボーンの構成が異なるようでした。
今後、ホロ恋子のモデルは Unity で活用することを考えると、Blender の標準に合わせるよりも、Unity の標準構成に合わせておきたいところです。
多くのリソースが存在すると考えられる Unity ちゃんのモデルを元にボーンの構成を確認してみました。

ボーン構造は大きく分けて、Body、Head、Handの三つの部分に分かれています。
HumanoidMecanimで共通化されているボーン構成についてキャプチャしました。
・Body

・Head

・Hand

実際にUnityちゃんの FBX ファイルを Blender に取り込んで確認した結果もキャプチャしました。
ただし、Blenderだと正常に読み込めない様子でボーンの繋がりやメッシュがおかしくなっています。
・体全体

・手拡大

Unityちゃんのボーン構造を元にホロ恋子モデルのボーン構造も見直しました。
特に手の構造と背骨の構造が異なっているので修正が必要です。

注意点として、Unityちゃんモデルは、2番目の背骨ボーン(Spine)がHumanoidリグでは使われません。

理由はわかりませんが、流用性のため、Unity取り込み時には同様のボーン構成になるようにしておきます。