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HoloLens用のオリジナルモデルを作成する その38(VRMで表情の設定を行う)

本日はホロ恋子モデルの作成枠です。
表情のシェイプキーを作成したので、これを使って VRM に表情の設定を行います。
3d.nicovideo.jp

VRM での表情の設定は VRMBlendShapeProxy(Script) コンポーネントで行います。
以下の公式ページにも詳細な説明があります。
ブレンドシェイプの設定 - dwango on GitHub

表情の設定

編集対象の VRM ファイルをシーンに読み込んだ Unity プロジェクトを開きます。
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VRM オブジェクトを選択し、Inspector ビューを開きます。
[VRM Blend Shape Proxy (Script)]コンポーネントの[Blend Shape Avatar]変数を確認します。
デフォルトで[BlendShape (BlendShapeAvatar)]が設定されているので、これをダブルクリックします。
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すると、Inspector ビューに[BlendShape]パネルが開きます。
表情のプリセット一覧が表示されます。
ビューの下部には BlendShape を持つオブジェクトが表示されます。
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各項目にシェイプキーを割り当てていきます。
例えば[FUN]ボタンをクリックして、BlendShape の一覧を開きます。
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スライダーを使って、設定したい BlendShape とその最大値を設定します。
このパネル上で複数の BlendShape を組み合わせて表情を作ることもできます。
理想の表情を作ったら[Apply]ボタンを押して反映します。
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後は全てのプリセットに同じ手順で表情を設定していきます。
因みに、表情項目は[Add BlendShapeClip]ボタンをクリックすることで新規項目を追加できます。
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