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爺ちゃんにまた会う その8

本日は企画枠です。
祖父の写真の3D復元の作業を完了しました。
Oculus Go向けプロジェクトにモデルを取り込んで、VRで閲覧できるようになりました。
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前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com

Oculus Go向けアプリの作成手順は以下の記事にまとめました。
bluebirdofoz.hatenablog.com
bluebirdofoz.hatenablog.com
bluebirdofoz.hatenablog.com

そこから更にアプリの方にももう一工夫してみました。
まず、Blender側で分かるか分からない程度に腹部が上下するシェイプキーを作成します。
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シェイプキーを設定したモデルをUnityプロジェクトに取り込みます。
以下の記事を元にアニメーションの設定を行います。
bluebirdofoz.hatenablog.com

アニメーションクリップの設定ではブレンドシェイプのキーも設定可能です。
5~10秒くらいの周期でシェイプキーの再生を繰り返します。
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これでVRで見てみると……。
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爺ちゃんの胸が小さく上下しており、息をしているように見えます。
意識しないと気付かないような違いですが、何だか見ていて嬉しくなる変化です。

これで「爺ちゃんにまた会う」アプリを完成としました。
今年も爺ちゃんに正月挨拶を行うことができました。