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HoloLens特化のホロ恋子モデルを作成する その28(ボーンの追加)

本日はホロ恋子モデル2の作成枠です。
今回作成中のホロ恋子は軽量化を目指したモデルのため、Humanoidリグからの追加ボーンは作成しません。
しかし多くの場合は、髪やスカートといった揺れ物を独立して動かすための追加ボーンを設定します。
ボーンの追加手順についても簡単にまとめておきます。
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ボーンの追加

ボーンの追加には[編集モード]で押し出し(Eキー)を利用します。

このとき、押し出し元となったボーンが生成されたボーンと親子関係となります。
例えば、ポニーテールのボーンを作成する場合、頭部ボーンの動きに追従させたいところです。
この場合、頭部ボーンの終端を選択し、押し出し(Eキー)を行います。
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押し出したボーンはそのままだと親ボーンのテールに接続された状態です。
ポニーテールの起点から揺らしたいため、ボーンの接続を切り離して任意の位置にボーンを移動します。
ボーンを選択した状態で、[ボーン]タブを開きます。
[関係]パネルにある[接続]のチェックボックスを外せば、接続が切れます。
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後はボーンを移動(Gキー)と回転(Rキー)をさせ、任意の位置に配置します。
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揺れ物にボーンを設定する場合はトポロジーに合わせてボーンを追加すると、後々の頂点のウェイト設定が楽になります。
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左右対称なボーン

因みに左右対称にボーンを追加する場合は、SHIFT+Eキーで押し出しを行うと、左右対称なボーンが生成されます。
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SHIFT+Eキーで押し出したボーンは左右対称なボーンであることを示す (ボーン名)_L, (ボーン名)_R という名前が設定されます。
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次はボーンとメッシュを関連付ける「スキニング」作業に着手します。
bluebirdofoz.hatenablog.com