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Blender 2.8のPython APIドキュメントを少しずつ読み解く リファレンスAPIの使用法 その4

本日は Blender2.8 の調査枠です。
今回から Blender 2.8 の Python API ドキュメントを少しずつ読みつつ試していきます。

Blender 2.8 Python API Documentation

以下のページを日本語訳しつつ実際に試して記事を進めていきます。
docs.blender.org
docs.blender.org

今日は「ReferenceAPIの使用法」の演算子についてです。
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演算子

Blenderのほとんどのキーストロークとボタンは bpy.ops を介してPythonで利用可能な演算子を呼び出します

Pythonの同等物を表示するには、マウスをボタンの上に置いてツールチップを表示します。(Python: bpy.ops.render.render()など)
例えば、ツールチップがない場合や行が見つからない場合、このボタンは演算子を使用しておらず、Pythonからアクセスできません。(Python:など)

これをスクリプトで使用する場合、マウスがボタンの上にあるときに[Ctrl+C キー]を押すと、クリップボードにコピーできます。
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ボタンを右クリックしてOnline Python Referenceを表示することもできます。
これは主に引数とそのデフォルトを表示します。
Pythonで記述された演算子はファイルと行番号を表示するため、ソースコードを確認する場合に役立ちます
f:id:bluebirdofoz:20190926093242j:plain

すべての演算子Pythonから便利に呼び出すことができるわけではありません。
詳細については、using演算子を参照してください。
docs.blender.org

情報ビュー

Blenderは実行した演算子を記録し、Infoスペースに表示します。
これはBlender2.8においては[Scripting]ワークスペースで確認可能です。
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Blenderにデフォルトで付属しているスクリプト画面を選択して、出力を確認します。
いくつかのアクションを実行して、それらが表示されるのを見ることができます。
例えば、頂点を削除した結果は以下の通りです。
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すべてのオペレーターが表示用に登録されるわけではありません。
例えば、ビューのズームは繰り返すのにそれほど有用ではないため、出力から除外されます。

実行するすべてのオペレーターを表示するには、「すべてのオペレーターを表示」を参照してください
docs.blender.org