本日は MRTKv2 の調査枠です。
MRTKv2 の Guides ドキュメントを少しずつ読み進めていきます。
MRTKv2のGuidesドキュメント
以下のドキュメントを読み進めていきます。
microsoft.github.io
以下のページでは有志による本ドキュメントの日本語翻訳が行われています。
投稿時点でこちらで未翻訳、または著者が興味のある部分について記事にしていきます。
hololabinc.github.io
本記事では以下のページを読み進めます。
microsoft.github.io
microsoft.github.io
Windows Mixed Realityカメラ設定プロバイダー
Windows Mixed Reality の Camera Settings Provider はアプリケーションが実行されているデバイスの種類を決定します。
ディスプレイ(透明または不透明)に基づいて適切な構成設定を適用します。
Windows Mixed Reality の Camera Settings Provider を有効にする
次の手順は MixedRealityToolkit オブジェクトの使用を前提としています。
他のサービスレジストラに必要な手順は異なる場合があります。
1.シーン階層で MixedRealityToolkit オブジェクトを選択します。
2.Inspector パネルをカメラシステムセクションに移動し、Camera Settings Providers セクションを展開します。
3.[add Camera Settings Provider]をクリックし、新しく追加された[New camera settings]エントリを展開します。
4.[Type]のプルダウンを開き、[Windows Mixed Reality Camera Settings]プロバイダーを選択します
Windows Mixed Realityカメラ設定プロバイダーの構成
Windows Mixed Reality Camera Settings はプロファイルの設定もサポートしています。
このプロファイルには次のオプションがあります。
Render from PV Camera
HoloLens 2でこの設定を使用すると、複合現実のキャプチャでのホログラムの位置合わせを有効にできます。
有効にすると、複合現実のキャプチャで写真またはビデオが撮影されたときに、追加の HolographicCamera を提供します。
この HolographicCamera は写真またはビデオカメラの位置に対応するビューを提供し、写真またはビデオカメラの視野を使用して投影を行います。
これにより、ハンドメッシュなどのホログラムがビデオ出力でも視覚的に合うよう調整されます。
Unity ARカメラ設定プロバイダー(Experimental)
Unity AR Camera Settings Provider は複合現実アプリケーションを Android および iOS デバイスで実行できるようにする実験的な MRTK コンポーネントです。
トラッキング設定
Unity AR Camera Settings Provider はトラッキングの実行方法の構成オプションを提供します。
これらの設定は Unity AR Camera Settings Provider の実装に固有のものです
Pose Source(姿勢ソース)
Pose Source(姿勢ソース)は利用可能な拡張現実のトラッキング姿勢を読み取るデバイスのソースを定義します。
一般に、これらの値はアプリケーションが実行されているデバイスのコンポーネントにマッピングされます。
次の表に、使用可能なオプションを示します。
オプション | 説明 |
---|---|
Center | ヘッドマウントデバイスの中央カメラ |
Color Camera | モバイルデバイスのカラーカメラ |
Head | ヘッドマウントデバイスの中央上にある頭部カメラ |
Left Eye | ヘッドマウントデバイスの左カメラ |
Left Pose | 左手コントローラーの姿勢 |
Right Eye | ヘッドマウントデバイスの右カメラ |
Right Pose | 右手のコントローラーの姿勢 |
デフォルト値は[Color Camera]です。
携帯電話やタブレットなどのモバイルデバイスで透明ディスプレイを有効にします。