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VRoidStudio v0.9.0 を使って cluster 用キャラクターモデルを出力する

本日は VRoidStudio の小ネタ枠です。
VRoidStudio v0.9.0 を使って cluster で利用可能な軽量キャラクターモデルを出力する手順を記事にします。
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VRoidStudioのインストール

VRoidStudioのインストール手順は以下の記事を参照ください。
bluebirdofoz.hatenablog.com

VRoidStudio v0.9.0の「軽量モデルの書き出し機能」

VRoidStudio のバージョン 0.9.0 から「軽量モデルの書き出し機能」が追加されました。
これまでの VRoid モデルはポリゴン数やマテリアルの数が多く、出力したモデルを cluster などのアバターに利用できませんでした。
「軽量モデルの書き出し機能」を利用すると、描画負荷の小さいモデルが出力されるため、cluster などのアバターモデルとして出力モデルをそのまま利用できます。

[撮影・エクスポート]画面の[エクスポート]タブから利用可能です。
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clusterのアバターとして利用する場合の設定

cluster のアバターとして利用する場合、以下の条件を満たすように軽量化する必要があります。
・ポリゴン数:32,000 以下
・マテリアル数: 8 以下
・ボーン数:128 以下

詳細は以下のページを参照してください。
clustervr.gitbook.io

ポリゴン数の削減

[ポリゴン数の削減]パネルを開き、髪/顔/体/服 の各値を調整します。
VRoidモデルは髪のポリゴン密度が非常に高いため、まずは髪のポリゴン数から落としていくのが良いと思います。
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ポリゴン数を削減すると、形状の頂点数が減るため、見た目が角付くというデメリットがあります。

マテリアル数の削減

[マテリアルの削減]パネルを開き、[マテリアルの削減]のプルダウンから削減レベルを設定します。
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デフォルトモデルでは[中]に設定すれば 8 以下のマテリアルに収まるようです。
ただしマテリアル数は描画負荷に直結するため、拘らないのであれば[強]に設定してギリギリまで削減するのが理想です。
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マテリアル数を削減すると、質感の設定をパーツ毎に行えないため、艶やかさなどの髪や肌、服の質感が同じになってしまうデメリットがあります。

ボーンの数の削減

ボーンの数は VRoid の場合、髪の毛の揺れ設定のボーンによって数が増えます。
数を減らしたい場合は[髪型編集]画面の[揺れもの]タブを開き、不要な設定を削除したり、[ボーン数]を減らすなどします。
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モデルのエクスポートとアップロード

条件を満たす軽量化を実施できたら[エクスポート]をクリックしてモデルを出力します。
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VRM 形式のファイルが出力されるので、これを cluster のアバターページからアップロードします。
問題なくアップロードすることができました。
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アバターのアップロード手順は以下を参照ください。
bluebirdofoz.hatenablog.com

サンプルモデルの活用

VRoidStudio v0.9.0 では以下の2体の「髪サンプルつめこみキャラ」が追加されています。
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このサンプルモデルは様々な形の髪の毛が予め設定されているモデルです。
[髪型編集]画面の[デザイン]タブの[へアーリスト]パネルで、髪の表示/非表示設定を変更するだけで印象の変わる髪型を作成できます。
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公式ツィッターで作例パターンが公開されているので、一から髪型を作るのが難しいという人は色々試してみましょう。