本日は Microsoft Maquette の利用手順枠です。
Microsoft Maquette で外部から3Dデータをインポートする手順について記事にします。
前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com
3Dデータの準備
今回はホロモンモデルを FBX 形式でエクスポートしたものを利用しました。
Microsoft Maquette 内でオブジェクト毎に、質感を再設定することは可能です。
このため、今回の出力モデルは色情報を分けたい部分ごとにオブジェクトを分割しました。
3Dデータのインポート手順
出力した3Dデータファイルを以下のディレクトリに配置するだけです。
・C:\Users\(ユーザ名)\Documents\Maquette\Objects
以下の3Dデータファイルの種類が読み込み可能とのことです。
・FBX
・glTF
・3mf
・blend
・3ds
・glb
・obj
Microsoft Maquette を起動し、[Assets]メニューの[Objects]タブを開くとファイルが選択できます。
(2020/5/23追記)
元データのマテリアル情報をそのまま利用する場合は[Editable]のチェックを外して利用します。
[Editable]のチェックを入れた場合はマテリアル情報は読み込まれず、質感はカラーパレットの色合いで再設定されます。
ドラッグして空間に3Dモデルを配置できます。
オブジェクトは元データ通り、分割されているので[Paint Bucket]ツールで任意のオブジェクトの色を変更することが可能です。
色を設定した3Dモデルは[Clone]ツールに登録しておくと再利用できます。
サンプルシーンへの配置
取り込んだ3Dモデルをサンプルシーンに取り込んで、シーンを作成してみます。
Microsoft Maquette のメニュー画面から、3Dモデルを配置したいサンプルシーンを選択します。
[Clone]ツールから先ほど色付けした3Dモデルを取り出します。
3Dモデルを掴んで好きな位置に配置します。
両手でトリガーを引きながら操作を行うと、シーン全体の拡大縮小を変更できます。
シーン全体を俯瞰的に見ながらモデルを配置したい場合は活用してみてください。
[Camera]ツールで撮影を行ってみました。
次はこの3D空間を3Dデータとしてエクスポートします。
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