本日は Python の小ネタ枠です。
Python でグローバル変数を利用する方法を記事にします。
グローバル変数とローカル変数
Pythonでは関数外で定義した変数をグローバル変数、関数内で定義した変数をローカル変数と呼びます。
関数内からグローバル変数を参照することはできますが、関数外でローカル変数を参照することはできません。
変数が利用可能な範囲の事をスコープと呼びます。
サンプル
関数内からグローバル変数を参照する
# グローバル変数を作成 message = "Hello" def test_method(): # 関数内でグローバル変数を参照する print(message) # 関数呼び出し test_method()
以下の通り、変数の値を参照することができます。
関数外からローカル変数を参照する
def test_method(): # ローカル変数を作成 message = "Hello" # 関数呼び出し test_method() # 関数外でローカル変数を参照する print(message)
以下の通り、変数の値を参照できず、エラーが発生します。
グローバル変数への代入
注意点として関数内でグローバル変数と同名の変数へ代入を行った場合、ローカル変数として扱われます。
グローバル変数の値を関数内から書き換える場合、代入前に global 宣言を利用する必要があります。