本日は Microsoft Mesh の利用手順枠です。
MicrosoftMeshとHoloLensを使ってMS個人アカウントでリモート会議を開始するまでを記事にします。
Microsoft Mesh
Microsoft Ignite 2021 で Microsoft Mesh が発表されました。
Microsoft Mesh は複数人での MixedReality のコラボレーション体験を実現します。
ユーザは HoloLens、VR、スマートフォン、PC など様々なデバイスを介して、他のユーザと3D空間で相互にやり取りすることができます。
news.microsoft.com
docs.microsoft.com
Microsoft Mesh のプレビュー版が以下のページで公開されています。
今回はこの Microsoft Mesh App (Preview) を HoloLens2 にインストールしてリモート会議を試してみます。
www.microsoft.com
なお、公式の利用マニュアルは以下のページに公開されています。
docs.microsoft.com
Microsoft Mesh App (Preview)のインストール
インターネットに接続した HoloLens2 でメニューを開きます。
アプリの一覧から「Microsoft Store」パネルを選択して起動します。
「Microsoft Store」パネルが開いたら検索欄を選択します。
検索欄に[Microsoft Mesh]を入力すると「Microsoft Mesh App (Preview)」アプリのページが見つかります。
アプリページで[入手]ボタンをクリックすると、アプリのインストールが行われます。
インストールが完了するとボタンが[起動]に変わり、アプリを起動することができます。
Microsoft Mesh App (Preview)の起動
「Microsoft Mesh App (Preview)」は Home 空間では以下のような3Dランチャで表示されます。
ランチャをタップするとアプリが起動します。
アプリを起動すると利用規約と、使用情報の収集に関する同意確認のダイアログが開きます。
利用規約を確認の上、[Agree & Start Preview]をタップして次に進めます。
サインインする MS アカウントの選択画面が表示されます。
自身の個人アカウントを選択してサインインします。
アプリがアカウントの email アドレス帳からユーザを検索する旨の確認ダイアログが表示されます。
[Let other ..]にチェックを入れ、[Continue]ボタンをクリックすると、他のユーザからもアドレス帳を介して自身のアカウントを検出できるようになります。
アドレス帳へのユーザ追加
予め、Microsoft Mesh でリモート会議に招待したいユーザのメールアドレス(MS アカウント)を email アドレス帳に登録しておく必要があります。
もし登録していない場合は以下の URL に利用の MS アカウントでサインインしてアドレスを追加しておきます。
outlook.live.com
幾つかの使い方に関する確認ダイアログが表示されます。
確認してボタンをタップすると、次に進むことができます。
Spaceの作成とユーザの招待
ユーザを招待する[Space]を作成します。
手を翳してハンドメニューを表示し、一番上のアイコンをタップします。
設定画面が表示されます。
右下のアイコンをタップするとテーブルが表示され、これから作成する会議空間の中心位置を決めることができます。
[Spaces]タブを開き、[New Space]をタップします。
[Space]の名前を入力し、[Create]ボタンをクリックすると[Space]が作成されます。
作成した[Space]に入室すると[Current]タブに[Add Others]タブが表示され、他のユーザを招待できるようになります。
ユーザの検索欄で、アドレス帳に登録済みの MS アカウントを検索することができます。
招待したい MS アカウントの右側に表示されているアイコンをタップすると、[Space]に招待することができます。
これで他のユーザを招待することができました。
招待されたアカウント側で「Microsoft Mesh App (Preview)」を起動していると、招待された旨のダイアログが表示されます。
招待されたアカウントが[Space]に接続し、リモート会議を実施することができました。