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Blender2.8でモンスター型のキャラクターモデルを作成する その6(瞼の動作ボーンの作成)

本日はモンスター型モデルの作成枠です。
ホロモンの瞼の動きをスケルタルアニメーションで管理してみます。
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前提条件

前回記事の続きになります。
bluebirdofoz.hatenablog.com

スケルタルアニメーションで瞼の動きを調節する

瞳孔と同じように、瞼に重ね合わせるような形でボーンを作成し、ウェイトを設定します。
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瞼には連動する2つのボーンのウェイトを設定し、一方は瞼全体を、一方は瞼の閉じた部分に重みづけしています。
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トランスフォーム変換の設定

こちらもコントロールボーンで簡単に操作できるようIK(インバースキネマティクス)を設定します。
瞼は単純に上に動かすだけでは額を突き抜けてしまうので、スケールを変形する設定も行っています。
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もう一方のボーンにも同じコントロールボーンを参照し、参照する移動軸を変更して1つのボーンで操作できるように設定しました。
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動作確認

[ポーズモード]でコントロール用のボーンを上下前後させるだけで、瞼を変形したり開いたりさせることができるようになりました。
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