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MetaQuestProでMRTKのハンドインタラクションのサンプルシーンを試す その2(Oculus XR Pluginのインポート)

本日は MetaQuestPro の技術調査枠です。
MetaQuestProでMRTKのハンドインタラクションのサンプルシーンを試す手順を記事にします。

全体の流れ

以下の流れで MetaQuestPro で MRTK のハンドインタラクションを試すまでの手順を記事にまとめます。

1.事前準備と MRTK のインポート
2.Oculus XR Plugin のインポート
3.Oculus Integration のインポート
4.シーンの設定とデプロイ

本記事は「2.Oculus XR Plugin のインポート」です。

前回記事

前回記事は以下になります。
bluebirdofoz.hatenablog.com

Oculus XR Pluginのインポート

MRTK で利用可能な XR-Plug-in Management には大きく分けて[OpenXR plugin]と[Oculus XR Plugin(non-OpenXR)]の2種類があります。
コントローラーの視覚化とハンドトラッキングは現在 OpenXR では現在サポートされていないため、これらの機能を利用したい場合は[Oculus XR Plugin(non-OpenXR)]を選択する必要があります。
learn.microsoft.com

OpenXR プラグイン を使用して、MRTK アプリケーションを Oculus Quest にデプロイできます。 ただし、コントローラーの視覚化とハンドトラッキングは、OpenXR では現在サポートされていません。
Oculus Integration パッケージによる完全なサポートが利用可能になるまで、Oculus XR プラグインを使うことをお勧めします。

MRTK の Configurator ダイアログを開きます。
Configurator ダイアログを閉じてしまった場合はメニューから[Mixed Reality -> Toolkit -> Utilities -> Configure Project for MRTK]で開くことができます。

Configurator ダイアログで[Built-in Unity plugins (non-OpenXR)]を選択します。

プラグインの有効化を要求する画面が開きます。[Show Settings]を選択し、Project Settings を開きます。

[XR Plug-in Management]タブを開き、[Android Settings]を開きます。
[Oculus]にチェックを入れると Oculus XR Plugin がインポートされます。

Oculus XR Plugin のインポートが完了すると再び Configurator ダイアログが開きます。
[Next]を選択します。

MRTK の基本設定を行うダイアログが表示されるので[Apply]->[Next]の順にボタンをクリックして変更を反映します。

次に TextMeshPro のインポートダイアログが表示されます。
ハンドトラッキングのサンプルシーンで必要になるため、これも[Import TMP Essentials]をクリックしてインポートを行います。

これで Oculus XR Plugin のインポートと MRTK の基本設定は完了です。

メニューから[Window -> Package Manager]を開き、[In Project]のパッケージを確認すると、インポートされた Oculus XR Plugin を確認できます。

Configurator ダイアログの[Show me the examples]からそのまま MRTK のサンプルシーンを設定することもできます。
本記事では先にプロジェクトの基本設定を全て済ませたいので、次回は Oculus Integration のインポートを行います。
bluebirdofoz.hatenablog.com