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OpenUPMを使ってUnityプロジェクトにUPM経由でVContainerをインポートする

本日は VContainer の小ネタ枠です。
OpenUPM を使って Unity プロジェクトに UnityPackageManager 経由で VContainer をインポートする手順を記事にします。

VContainer

VContainer は Unity 上で動作するDIフレームワークです。
VContainer を用いることでオブジェクト同士の参照関係/所有関係を自由に構築したり、純粋な C# クラスのエントリポイントをつくることができます。
github.com

VContainer の公式のドキュメントページは以下を参照ください。
vcontainer.hadashikick.jp

OpenUPM に登録されている VContainer のページは以下になります。
openupm.com

OpenUPMを使ってVContainerをインポートする

VContainer は Unity 2018.4 以上の環境で動作します。
今回、サンプルプロジェクトとして Unity 2021.3 で新規プロジェクトを作成しました。

最初に OpenUPM をスコープレジストリに登録します。
メニューから[Edit -> ProjectSettings..]を開き、[Package Manager]タブを開きます。

[New Scope Registry]に OpenUPM の参照先の URL と VContainer の Scope を設定して[Save]します。

Name:任意の名前
URL:https://package.openupm.com
Scope:jp.hadashikick.vcontainer

次にメニューから[Window -> PackageManager]を選択して PackageManager ウィンドウを開きます。

[Packages]から[My Registries]を選択します。

VContainer のパッケージが表示されるので選択して[install]を実行します。

これで UPM 経由で VContainer を Unity プロジェクトにインポートできました。