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Unityのトランスフォームに足し算や引き算などの計算式を入力して設定する

本日は Unity の小ネタ枠です。
Unityのトランスフォームに足し算や引き算などの計算式を入力して設定する方法についてです。

Inspectorの項目に計算式を入力する

Inspector ビューにある数値の入力欄には計算式を入力することもできます。

例えば以下のように足し算や掛け算の計算式を入力してオブジェクトのトランスフォームを調整することなどが可能です。

数値は Enter キーで入力を確定すると自動で計算式から変換されます。

因みに複数のオブジェクトを選択した場合は同じ値を持つ項目でのみ計算式を利用できます。



Transformで複数オブジェクトに対する計算式

ただし対象が Transform コンポーネントである場合に限り、値の異なる複数オブジェクトに対して計算式を利用できます。
例えば # はインデックス番号、v はそのオブジェクトの値を参照します。
以下は複数の Cube オブジェクトのY座標に 1.5 倍を掛けた例です。

本機能は Unity 2021.2 以降で利用可能なようです。