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Blenderでアノテートを使って手書きメモをビューに書き込む

本日はBlenderの小ネタ枠です。
Blenderでアノテートを使って手書きメモをビューに書き込む方法です。

アノテート

Blenderのアノテート機能は様々なウィンドウ上で利用できる書き込み機能です。
docs.blender.org

3Dビューポートやノードエディタ―など様々なウィンドウ上で[アノテート]ボタンから利用できます。


アノテートの種類

アノテートには以下の4つのサブツールが存在します。

アノテート

フリーハンドのラインを描画します。
ペンのように自由にラインを描きこむことができます。

アノテートライン

クリックとドラッグで直線のラインを描画します。
オプションでラインの開始と終了の矢印スタイルを選択できます。

アノテートポリゴン

クリック毎にラインを直線に繋ぐ点を打ちこみラインを描画します。
Escを押して終了します。

アノテート消しゴム

クリックとドラッグで線を削除します。
アノテートは自由に消すことができ、アノテートラインはラインごとにアノテートポリゴンは点ごとに消すことができます。


アノテートの配置

3Dビューポートのような3Dウィンドウでは[配置]からアノテートの配置基準を変更することができます。

3Dカーソル

3Dカーソルの位置を基準にアノテートを配置します。
視点を変更すると3Dカーソルの位置と回転を基準にして固定されていることが分かります。


ビュー

画面を基準にアノテートを配置します。
視点を変更しても画面そのものに固定されていることが分かります。


サーフェス

アノテートと3Dモデルが重なった場合にはその表面(サーフェス)に沿ってアノテートが配置されます。
視点を変更すると3Dモデルに沿ってアノテートが描き込まれていることが分かります。