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Unity Learnのビジュアルスクリプティング学習を試す その7(ビジュアルスクリプトを使って入力に応じた分岐を行う)

本日はUnityの技術調査枠です。
Unity Learnのビジュアルスクリプティング学習を試した内容を記事にします。
今回はビジュアルスクリプトを使った基本プログラムの続きを試します。

前回記事

以下の前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com

キーボード入力を検出する

前回作成したスクリプトを改修して、Spaceキーが押下されているタイミングだけCubeを回転するようにします。

実行タイミングを変更するため、一旦On UpdateノードとRotateノードの接続を解除します。
接続部をドラッグするか右クリックから[]で接続を解除できます。

次にキーボード入力を検出するノードを追加します。
Graphウィンドウの何もないところを右クリックしてInput: Get Key (Key)ノードを検索して追加します。

Get Keyノードは[Key]で指定したキーが入力されている間Trueを返します。
Spaceキーの入力を検出するため、ドロップダウンを開いて[Space]を選択します。

次にGraphウィンドウの何もないところを右クリックしてIfノードを検索して追加します。

Get Keyノードのトリガーと値の出力ポートをIfノードの入力ポートに接続します。
これでGet Keyノードが出力中の値がTrueかFalseで処理を分岐できるようになります。

今回はTrueの出力ポートをRotateの入力ポートに接続します。
これでGet KeyノードがTrueのときのみ、Rotateノードによる回転が実行されるようになります。

動作を確認する

シーンの再生ボタンを押して動作を確認します。
何もしない状態ではCubeオブジェクトが回転しなくなっています。

Spaceキーを押下するとCubeが回転しだしたら成功です。Spaceキーから手を離すと停止します。

次回はビジュアルスクリプトを使ってVector3を用いた位置変更を試します。
bluebirdofoz.hatenablog.com