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Unity Learnのビジュアルスクリプティング学習を試す その2(ビジュアルスクリプトのプログラム)

本日はUnityの技術調査枠です。
Unity Learnのビジュアルスクリプティング学習を試した内容を記事にします。
今回はビジュアルスクリプトのプログラムです。

前回記事

以下の前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com

Start関数とUpdate関数

新規作成したGraphには以下の2つの機能を持つノードが生成されています。
・On Startノード:アプリケーション起動時に一度だけ実行します
・On Updateノード:アプリケーション起動中フレーム(画面更新)ごとに実行します

今回はOn Updateノードのみ利用するため、On Startノードは右クリックで[Delete]を実行して削除します。

ノードを作成したい場合はGraphウィンドウの何もないところを右クリックしてFuzzy Finderを表示します。
Fuzzy Finderを利用するとUnity Scripting API全体を含む、あらゆるタイプのユニットを探して追加できます。

ビジュアルスクリプトのプログラム

ノードを追加してCubeオブジェクトを回転させるプログラムを作成します。
Fuzzy Finderを表示し、Transform: Rotate (X Angle, Y Angle, Z Angle)を検索して追加します。

追加されたRotateノードは現在のオブジェクトを指定の値で回転する機能を持ちます。

On Updateノードの出力ポートをクリックドラッグしてRotateノードの入力ポートに接続します。
これでフレームごとにRotateノードが実行されるようになります。

RotateノードのX Angle, Y Angle, Z Angleに回転量を値で入力します。
Y Angleに 1 を入力しました。これでY軸を軸としてCubeオブジェクトが横回転するようになります。

動作を確認する

シーンの再生ボタンを押して動作を確認します。
Cubeオブジェクトが回転したら成功です。

次回は変数によるビジュアルスクリプトの設定です。