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RiderでUnityのスクリプトフォーマットを利用する

本日は Rider の小ネタ枠です。
RiderでUnityのスクリプトフォーマットを利用する方法を記事にします。

Unityのスクリプトフォーマットを利用する

Rider を利用して Unity のスクリプトを新規作成する場合、幾つかのフォーマットを利用可能です。
[Explorer]から右クリックで[Add -> Unity Script]を選択します。

利用できるフォーマットは以下の4つです。

MonoBehaviour

すべての Unity スクリプトの派生元となる基本クラスです。
Start, Update などのメソッドを利用して Unity ライフサイクルに関する実装が可能です。
docs.unity3d.com

ScriptableObject

大量のデータを保存するためのデータコンテナです。
MonoBehaviour と異なり、ScriptableObject をゲームオブジェクトにアタッチすることはできません。
プロジェクトのアセットとして保存する必要があります。
docs.unity3d.com

StateMachineBehaviour

ステートマシンのステートにアタッチできる基本クラスです。
例えば、アニメーターコントローラーで定義された各動作の処理をインスタンス化します。
この機能を利用すると以下のような実装が可能になります。
・ステートに入った、または出たときに音声を再生する
・一定のテスト(例:地面判定)を、適切なステートでのみ実行する
docs.unity3d.com

StateMachineBehaviour

Unity のエディターで動作する自動テストを作成するためのフォーマットです。
UnityTestFramework ではスクリプト単体テストを行う Edit Mode とシーン再生中のテストを行う Play Mode のテストが利用可能です。
docs.unity3d.com

Edit Mode と Play Mode の詳細については以下の記事も参照ください。
bluebirdofoz.hatenablog.com
bluebirdofoz.hatenablog.com