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ARとVR技術を色々調べてまとめる番外編(WebVR)

本日はARとVR技術の調査枠です。
仕事で3Dモデルを手軽にhololensで見る方法がないかという話があり、WebVRという技術が目に留まりました。
今回は、この「WebVR」について調べてみます。
・WebVR
WebVR - Bringing Virtual Reality to the Web
qiita.com
html5experts.jp


WebVRとは簡単に言えば、WebGLのページにVR機器でアクセスすることで、3Dオブジェクトを3次元空間上で確認できる技術です。
3Dモデルの変換表示をVR機器のアプリに作り込まずとも、Webサーバ側に3Dモデルを表示するWebGLページを用意して、そこにアクセスすればよいという目論みです。

物は試しです。hololensでWebVRが使えるか調べてみます。
が…3時間ほど調べてまとめきれませんでした。現在、状況の変動が激しい技術のようでどれが最新情報かさっぱりわかりません。
本日の成果では、私の環境ではhololens、OculusRift共に、WebVRのコンテンツが全く確認できないという燦燦たる状況でした

因みに確認にはmozvrのページを用いました。
vrlist.io


本日の調査情報を備忘録として残しておきます。全くまとまっていないですが、明日は早いのでもう寝ます。

さて、hololensについては現状、WebVRが使えるブラウザはありませんでした。

現時点でhololensで利用できるブラウザは「Microsoft Edge」のみです。
今後Microsoft EdgeでもWebVRをサポートすることはアナウンスされていますが、まだhololensには対応していない模様です。
www.moguravr.com

hololensが無理でも、折角なので家にあるOculusRiftからWebVRを体験できないか試みることにしました。
以下ページからWebVRに対応しているNightlyブラウザをインストールします。
www.mozilla.org

が動きませんでした…同様の報告があり、firefox.exeが動きません。
forums.oculus.com

ただ、上記ページでも動いたと言う人が居たり、動かないと言う人が居たり…以下の対処法をすれば動くと言う人もいますが、やはり自身の環境では動きませんでした。
webvr.rocks


ならばと以下を参考に、WebVRページで提供されているChromium WebVR版をインストールしました。
qiita.com

しかし、こちらも動きませんでした。
どうもOculus Riftの最新のRuntimeに問題があり、最新版が入った状態だと動作しないという情報があります。
確認できていませんが、両方のブラウザが動かないため、これが原因かもしれません。

最後の頼みの綱と、Oculus社自ら提供している以下の「Carmel」ブラウザに望みをつなぎます。
www.moguravr.com

が…こちらはまだGearVR版しか提供されていませんでした。ううん。。OculusRiftはここで八方塞がりです。
www.oculus.com

GearVRも自宅にあるのでそちらなら、どれかは使えそうですが、今日はここで打ち切りました。

上でMicrosoft Edgeではhololensはまだ対応していないと言いましたが、色々調べていたところ。
以下のページでは「Microsoft Edge」の「Windows Mixed Reality」にしっかりチェックがついてるのを発見…。
webvr.rocks

どういうこと?と調べてみると、Windows 10 Creators Updateというものに登録していると、先行して試すことができるっぽい?
webvr.rocks

ただシステム要件「Windows 10 64-bit」とあるので、これは「Windows Mixed Reality」の中でも”Acer Windows Mixed Reality Headset”のようなデスクトップPCを用いるMR機器でのみ利用可能なようです。
(hololensは32-bit)

うーん。私的に期待の技術なんですが、個人利用には障害が多そうです。