本日はホロ恋子モデル2の作成枠です。
昨年度の「自身が作成したキャラクタをhololensアプリに登場させる」の目標を達成しました。
次なる目標として「デジタルなモンスターと友達になるHoloLensアプリを作成する」を目標に新たに掲げます。
さしあたっては前回までホロ恋子モデルの作成を一旦完了として新規モデルの作成に着手します。
ただ作成キャラクタは同じくホロ恋子です。
今回は1体目の反省点を踏まえながら、3Dモデルの更なるローポリゴン化を試みます。
1体目のホロ恋子はリソース的にも作成工数的にもコストがまだまだ高過ぎました。
最低限の品質を保持したローポリゴン化を達成できればデジタルなモンスターの量産化も可能なはずです。
練習も兼ねて、再度フルスクラッチで作成します。
初めの改修点として、三面図の頭身とポーズを変更しました。
(正確に言うと三面図ではなく二面図ではありますが)
※ 2019/01/13 その23での三面図更新に合わせて三面図を最新のものに差し替え。
前回のホロ恋子モデルの三面図は6頭身で作成していました。
絵で見るとそれほど違和感はないのですが、VRやMRなどで立体視してみると、頭部がかなり大きく感じることが分かりました。
VRChatで他のモデルを見る限り、最低7頭身以上はあった方が違和感がありません。
今回はより高めに、モデル体型の理想形と言われる7.5頭身に調整しています。
合わせて全体のバランスも調整しています。
体型を描く時に気を付けるべき、身体の比率を抜粋しておきます。
・キャラクタの中心は股下の位置
およそ7頭身の時、高さは股下を中心に1:1の比率になります。
頭身による頭部比率の変化は固定のため、7.5頭身の今回は脚の長さの比率が少し大きめになっています。
・肩から股下の長さと肩から手頸までの長さは同じ
身体を表現する上で最も重要な比率です。この比率は頭身が変わっても基本変わりません。
Tスタンスの場合、肩が内側に寄ることを考慮する必要があります。
・顔の幅と比べて肩幅はおよそ2倍
顔の幅(髪を含まない)と比較して肩幅はおよそ2倍の長さになります。
ただしこの比率はあくまで目安です。肩幅の広い狭いなどキャラクタを表現するにあたっての個性付けになります。
今回のホロ恋子は少し肩幅の狭いシルエットにしています。
・顔の長さと首の長さの比率は3:1
首の長さ(付け根から付け根)は顔の長さの3分の1くらいにしておけば収まりが良いです。
あくまで目安ですが、首が長く感じたり、短く感じたりしたらこの比率に収めておきます。
・上腕と下腕の比率は同じではない
上腕は下腕より僅かに長くなります。直感的に理解し辛い部分なので比率を意識します。
試しに腕を折り曲げて手を肩に寄せてみると上腕の方が長い事がよく分かります。
ローポリゴンモデル作成にあたっては心優しき坊主さん(@KoKoRoBoUZu)のローポリゴン古文書を最大限参考にさせていただきます。
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次回は Blender プロジェクトの初期設定です。
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