本日は cluster の技術調査枠です。
cluster の自作ワールドを作成してアップロードする手順を記事にします。
その4はワールドのアップロードと公開です。
前提条件
前回記事の続きになります。
bluebirdofoz.hatenablog.com
ワールドのアップロード
ClusterCreatorKitSample にはワールドを cluster にアップロードする機能も含まれています。
サンプルシーンの状態でもワールドとしての条件を満たしているので、このままアップロードすることもできます。
本記事では実際に cluster にワールドをアップロードして cluster のアプリケーションでワールドを体験してみます。
アカウントの連携
ワールドをアップロードするには Unity のプロジェクトを cluster のアカウントと連携させる必要があります。
メニューから[cluster -> ワールドアップロード]を選択します。
[ワールドアップロード]ウィンドウが開きます。
[Webでトークンを発行]をクリックして、トークン発行のページを開きます。
ログイン画面が開くので cluster アカウントでログインします。
トークンの作成画面が開くので[トークン作成]のボタンをクリックします。
トークン文字列がダイアログで表示されます。
[Copied]ボタンをクリックしてトークンの文字列をクリップボードにコピーします。
注意書きにある通り、トークンはアカウント連携のためのものなので第三者に伝えないようにしてください。
Unity の画面に戻って[アクセストークンを貼り付けて下さい]の欄に、コピーしたトークンを貼り付け(Ctrl+V)ます。
その後、[このトークンを使用]ボタンをクリックしてアカウント連携を実行します。
これでアカウントの連携は完了です。
URLでアカウント発行ページにアクセスする場合は以下のURLになります。
cluster.mu
ワールドのアップロード
ワールドをアップロードするときは、アップロードしたいワールドのシーンを開いた状態にします。
再び[ワールドアップロード]ウィンドウを開きます。
ワールドを初めて作成する場合は[新規作成]をクリックします。
[NewVenue]という名前のワールドが作成されるので、選択します。
ワールドの設定入力画面が表示されるので以下の項目を設定します。
・ワールド名
・ワールドの説明
・ワールド画像
設定を入力すると[アップロード]ボタンが有効になります。
[(ワールド名)としてアップロードする]ボタンをクリックすると、ワールドのビルドとアップロードが開始されます。
確認ダイアログが表示されるので[アップロード]をクリックします。
複数のプラットフォームでビルドするため、ビルド時間は長めです。
ビルドが成功して完了すると、[Success]が表示されます。
成功時にはワールドが cluster にアップロードされてワールド管理画面が開きます。
URLでワールド管理ページにアクセスする場合は以下のURLになります。
cluster.mu
ワールドのテストプレイ
アップロードしたワールドを cluster のアプリで体験してみます。
ワールド管理ページから[ワールドに入る]ボタンをクリックします。
[clusterを起動する]ボタンをクリックしてアプリを起動します。
cluster アプリが起動するのでアバターを選択して[OK]ボタンで入室します。
ワールドに入室して機能を試すことができます。
因みにワールドではVアイテムが使用できないため、RankingScreenView は表示されません。
ワールドの公開
ワールドを公開する場合はワールド管理ページから[公開]ボタンをクリックします。
確認ダイアログが表示されるので、サムネイルで公開するワールドを確認してもう一度[公開]ボタンをクリックします。
ワールドを公開すると、ワールド一覧のページにワールドが表示されます。
これにより、誰でもワールドにアクセスすることが可能になります。
ワールドの非公開
一度公開したワールドを非公開に戻すこともできます。
ワールド管理のページから対象ワールドのプルダウンを開いて[非公開にする]をクリックする。
非公開時の注意事項が表示されるので、確認してもう一度[非公開]ボタンをクリックします。
次回からはワールドをカスタマイズしていきます。
bluebirdofoz.hatenablog.com