本日は cluster の技術調査枠です。
cluster の自作ワールドを作成してアップロードする手順を記事にします。
その9は特殊な機能を持ったアイテムの配置です。
前提条件
前回記事の続きになります。
bluebirdofoz.hatenablog.com
clusterワールドでお絵描きできるアイテム
今回は BOOTH で販売されていたこちらのアセットを利用します。
hobione.booth.pm
ペンのアイテムを使ってワールドのキャンバスにお絵描きができるアセットです。
以下のワールドでサンプルを体験することもできます。
cluster.mu
アセットのダウンロード
以下の URL からアセットをダウンロードします。
[無料版]と[支援版]がありますが、どちらも機能は変わりません。
hobione.booth.pm
とても良いアセットですので改めて支援版を購入しました。
ダウンロードした HandyCanvas_v1.0.1.zip を展開します。
これでアセットがダウンロードできました。
ワールドにアセットを配置する
Unity プロジェクトを開いた状態で unitypackage をダブルクリックすると、[Import Unity Package]ダイアログが開きます。
[Import]ボタンをクリックしてアセットをプロジェクトにインポートします。
アセットには大きく分けて2種類のお絵描き用セットが含まれています。
HandyCanvas
2種類の手持ちサイズのキャンバスと小型のペンのセットです。
HobionePlanet/Gimmick/PaintCanvas/HandyCanvas フォルダからプレハブを取得できます。
HandyCanvasSet | 手持ちサイズのキャンバス |
HandyCanvasBigSet | 手持ちの大きいキャンバス |
PenSet | お絵かき用ペン |
WallCanvas
壁面サイズのキャンバスと大型のペンのセットです。
HobionePlanet/Gimmick/PaintCanvas/WallCanvas フォルダからプレハブを取得できます。
WallCanvas | 壁面サイズのキャンバス |
WallPenSet | 壁面キャンバス用ペン |
全てのプレハブをワールドに配置してみました。
シーンを再生して動作を確認します。
この通り、キャンバスに描き込むことができました。
持ち手の設定
デスクトップモードでも描き込みがしやすいように、大型のペンに持ち手を設定します。
ペンを持った時、かならず画面の前方に向かってペンが伸びるように保持するようにします。
アセットには予め、この設定を行うための[Grip]オブジェクトが設定されています。
[Grip]オブジェクトを各ペンの[Grabbable Item]コンポーネントの[Grip]に設定します。
これでペンを掴んだ時、必ずペンが前方を向くようになりました。
持ち手の設定方法の詳細については前回記事を参照ください。
bluebirdofoz.hatenablog.com
ワールドの更新と確認
前回と同じ手順で再びワールドを更新して確認しました。
次は ClusterCreatorKitTemplate のアセットを使ってシューティング機能を追加してみます。
bluebirdofoz.hatenablog.com