本日は MRTK の小ネタ枠です。
MRTKで作成したHoloLens2アプリで表示される赤いハンドレイを無効化する手順を記事にします。
MRTKで作成したHoloLens2アプリで表示される赤いハンドレイ
MRTKで作成したHoloLens2アプリで、掌を上に向けてポイントを行うと以下の赤いハンドレイが表示されることがあります。
これは MRTK のプロファイルでテレポートシステムが有効になっているためです。
HoloLnes2 専用アプリなどでテレポートシステムを利用しない場合、本機能は無効化して問題ありません。
MRTK のプロファイルを編集することでテレポートシステムを無効化できます。
テレポートシステムの無効化
プロファイルを編集するため、選択中のプロファイルを元に、[Copy & Customize]で新規プロファイルを作成します。
[Clone Profile]ダイアログが開くので、任意のプロファイル名を設定して[Clone]を実行します。
[Teleport]タブを開き、[Enable Teleport System]のチェックを外します。
これでテレポートシステムが無効化されました。
動作確認
以下の通り、掌を上に向けてポイントを行っても赤いハンドレイが表示されなくなりました。