本日は MRTK の小ネタ枠です。
MRTK の ToggleFeaturesPanel を使って診断ツールとハンドメッシュの表示を切り替える手順を記事にします。
サンプルプロジェクトの作成
以下の記事に従って MRTK をインポートしたサンプルプロジェクトを作成します。
bluebirdofoz.hatenablog.com
[DefaultMixedRealityToolkitConfigurationProfile]を利用している場合、以下の機能がデフォルトで有効化された状態になっています。
・診断ツールの表示
・ハンドメッシュの表示
これらの機能はプロファイルの変更によって無効化することもできますが、MRTK の ToggleFeaturesPanel を使うとシーン内で簡単に切り替えを行うことができます。
ToggleFeaturesPanelの配置
ToggleFeaturesPanel は以下のフォルダに含まれています。
・MRTK/SDK/Features/UX/Prefabs/Panels
ToggleFeaturesPanel.prefab を Hierarchy にドラッグしてシーンに配置します。
シーンを再生して動作を確認します。
各トグルボタンを押下すると、診断ツールやハンドメッシュ、ハンドレイの有効無効をシーン内で切り替えることができます。
HandMeshとHandJoint
実機で[Hand Mesh]と[Hand Joint]の違いについて確認してみます。
[Hand Mesh]は以下のように手のメッシュの表示非表示を切り替えます。
[Hand Joint]は以下のように手の関節位置に表示されるキューブの表示非表示を切り替えます。
