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自作の HoloLens2 アプリを Microsoft Store で公開する その12(申請差し戻し事例2)

本日は Microsoft Store に関する調査枠です。
自作の HoloLens2 アプリを Microsoft Store で公開するための作業手順を記事にします。

その12は申請差し戻し事例2です。

前回記事

以下の前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com

申請差し戻し事例2

再申請を行ったところ、再び以下の差し戻しが発生しました。
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申請ページから差し戻し理由の詳細なレポートを確認できます。
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差し戻し理由

原因は再び「不正確な表現」による差し戻しでした。
ゲームカテゴリに割り当てられているにも関わらず、ゲーム機能がない旨のメモが記述されていました。
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差し戻し対応前の申請では Properties(プロパティ) の設定でカテゴリに[ゲーム]を指定していたことが原因でした。
ただし認定プロセスでゲーム機能を含んでいると判断される基準は不明なため、どうアプリケーションを変更すれば[ゲーム]カテゴリの基準を満たすかは分かりません。
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対応

こういったアプリケーションはカテゴリに[エンターテイメント]を選択しておくと、ある程度の体験要素が含まれていれば申請が通るようです。
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ただしカテゴリに[ゲーム]を指定した場合、Properties(プロパティ) の記事で言及した通り、後からカテゴリの変更が行えません。
筆者環境で試したところ、申請のキャンセルを行っても予約名にカテゴリが紐づいているため、カテゴリの変更は行えませんでした。
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このため、アプリケーションに変更を加えず、カテゴリを[ゲーム]から変更して申請を通したい場合は予約名の取得からやり直す必要があります。
bluebirdofoz.hatenablog.com

既に予約していた名前は再利用できなくなってしまうため、特別な理由がない限り、カテゴリで[ゲーム]を選択するのは避けた方が良いものと思われます。