本日は Unity の小ネタ枠です。
TEXTURE HAVENからUnityで利用するマテリアル用の素材を取得する方法についてです。
TEXTURE HAVEN
TEXTURE HAVENは3Dソフトで利用可能な様々な種別のテクスチャーをまとめて配布しているサイトです。
カラーテクスチャだけでなくノーマルマップやラフネスマップなども用意されています。
polyhaven.com
テクスチャのダウンロード
今回は以下の道路の3Dモデルにコンクリートの質感を設定してみます。
TEXTURE HAVEN のサイトからテクスチャを取得します。
サイトメニューから[Assets -> Textures]を開き、ダウンロードしたいテクスチャを選択します。
今回はコンクリートの質感が欲しいので[Floor -> Asphalt]の項目からテクスチャを選びました。
ダウンロードページでは画像サイズ・ダウンロード形式・カラーバリエーション・拡張子が選択できます。
今回は Unity で利用するので ZIP 形式で PNG 拡張子のファイルをダウンロードしました。
テクスチャを利用する
ダウンロードした ZIP ファイルを解凍します。
テクスチャには一例として以下のような種別のテクスチャが含まれています。
・~_ao.jpg:アンビエントオクルージョン用テクスチャ
・~_diff.jpg:ディフューズ色用テクスチャ(カラーテクスチャ)
・~_disp.jpg:ディスプレイスメント用テクスチャ(変形用)
・~_nor_dx.jpg:DirectX法線用テクスチャ(ノーマルマップ)
・~_nor_gl.jpg:OpenGL法線用テクスチャ(ノーマルマップ)
・~_rough.jpg:ラフネス用テクスチャ(粗さ)
・~_spec.jpg:スペキュラー用テクスチャ(映り込み)
今回は取得したテクスチャから、カラーテクスチャ・DirectX法線用テクスチャ・ラフネス用テクスチャを利用します。
各テクスチャを以下の通り Material に設定します。
・カラーテクスチャ -> Albedo または Detail Albedo
・法線用テクスチャ -> Normal Map
・ラフネス用テクスチャ -> Metalic
これで道路の3Dモデルにコンクリートの質感を設定できました。