本日は Blender の技術調査枠です。
UVマップ編集を拡張する TexTools アドオンを利用してみます。
アドオンのインストール
公式ページのダウンロードボタンをクリックします。
Blender_TexTools_1.3.0.zip がダウンロードできます。
renderhjs.net
ダウンロードした Blender_TexTools_1.3.0.zip を任意のフォルダに置きます。
Blender を起動し、メニューから ファイル -> ユーザー設定 を開きます。
Blenderユーザー設定ダイアログが開くので、[アドオン]タブを選択します。
[サポートレベル]の[コミュニティ]を選択し、[ファイルからアドオンをインストール]ボタンをクリックします。
ファイル選択画面が開くので、先ほどダウンロードした Blender_TexTools_1.3.0.zip を選択します。
[ファイルからアドオンをインストール]ボタンをクリックします。
すると、アドオンの一覧に戻り、TexTools が表示されます。
チェックボックスにチェックを入れて、[ユーザー設定の保存]ボタンをクリックします。
ユーザー設定ダイアログを閉じ、[UV/画像エディター]を開きます。
ツールシェルフを開き、[TexTools]タブが追加されていればインストールは完了です。
TexToolsの機能
TexToolsが提供する機能は公式ページに分かりやすくまとまっています。
renderhjs.net
最初は UV Layout に関する機能を幾つか覚えておくだけで作業効率は上がると思います。
以下は利用の一例です。
Align
選択した頂点を上下左右の位置を合わせます。
上を選んだ場合は選択した頂点中、最も上に位置する頂点に垂直方向の位置が合わせられます。
Rectify
選択した面または頂点を矩形分布に揃えます。
Texel Density
オブジェクト毎のテクセル密度を指定できます。複数のオブジェクトがある場合のみ利用可能です。
同じ値を設定すれば凡そ同じ密度でテクスチャが見えるようになります。
テクセル密度はテクスチャから1メートルあたりに見えるピクセル数を表す値です。