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Unityでスクリプトのテンプレートを作成する

本日は Unity の小ネタ枠です。
Unityでスクリプトのテンプレートを作成する方法を記事にします。

スクリプトテンプレートの作成方法

Unity プロジェクトの Assets フォルダ配下に[ScriptTemplates]という名前のフォルダを作成します。
この名前のフォルダがスクリプトテンプレートの保存フォルダになります。

ScriptTemplates フォルダ配下にテキストファイルを作成します。
右クリックから[Show in Explorer]でフォルダを開き、テキストファイルを作成します。

テキストファイルの名称でテンプレートの表示形式をコントロールできます。
ファイル名のフォーマットは以下の通りです。

[表示昇順(数字)]-[カテゴリ(省略可能)]__[テンプレート名]-[生成ファイル名(拡張子含む)].txt

カテゴリは省略することも繰り返すことも可能です。また __ の部分はアンダーバーを2つなので注意が必要です。

フォーマットに基づき、以下のファイル名のテキストファイルを作成しました。

81-Custom C# Script__EnableDisable C# Script-NewEnableDisableBehaviour.cs.txt

次にテキストファイルを開き、テンプレートの内容を記述します。
以下のテンプレートを作成しました。

using System;
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;

public class #SCRIPTNAME# : MonoBehaviour
{
    void OnEnable()
    {

    }

    void OnDisable()
    {

    }
}

これでスクリプトテンプレートの作成は完了です。

テンプレートの利用

テンプレートを作成後、利用する場合は一旦プロジェクトを開きなおします。

Assets フォルダから右クリックで[Create]項目を開くと、先ほどのファイル名のフォーマットに基づいたカテゴリとテンプレート名が追加されています。
今回の場合、[Create -> Custom C# Script -> EnableDisable C# Script]が追加されています。

テンプレート名を選択すると、テンプレートファイルに基づいたスクリプトが生成されます。