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BlenderでGLBファイルを読み込んだ時に属性情報の有無によってシェーダーノードが変化する

本日は Blender の小ネタ枠です。
BlenderでGLBファイルを読み込んだ時に属性情報の有無によってシェーダーノードが変化することに関するメモです。

BlenderでGLBファイルを読み込んだ時にシェーダーノードが変化する

Blender で GLB ファイルをインポートした際、以下のようにシェーダノードの構成がファイルによって異なる場合があります。

ファイル1


ファイル2

ファイル2の方の GLB ファイルは頂点カラーが設定されている3Dモデルです。頂点カラーが設定されている GLB ファイルを読み込んだ場合、ノードセットに[カラー属性]ノードが構成されます。

glTF フォーマットが持つマテリアル情報は Blender のマテリアルとは異なります。
このため、Blender の GLB インポータは glTF の情報を解釈して今回の一例のようにノードセットを再構築する場合があります。
今回は頂点カラーでの一例ですが、他にもUVマップのマッピング情報など GLB が保持する情報によってノードセットが構成されるケースなどがあります。

公式マニュアル

Blender の GLB インポータの詳細な仕様は以下のマニュアルから確認できます。
docs.blender.org