本日は Magic Leap 2 用のプロジェクトを一から作成する手順をまとめます。
本記事は前回記事で実行した MagicLeap2 開発向けプロジェクトのセットアップの実行内容を記事にします。
自動セットアップでエラーが発生していない場合、本記事の設定は既に反映されているので作業は不要です。
前回記事
Magic Leap Setup Tool を使ったプロジェクトのセットアップは以下の記事を参照ください。
bluebirdofoz.hatenablog.com
セットアップの実行内容
プロジェクトのセットアップ内容は以下の通りです。
Magic Leap Setup Tool を利用しない場合は手動でこれらの設定を行います。
Magic Leap Unity SDKのインポート(スコープ付きレジストリの指定)
Magic Leap Unity SDK のインポートでスコープ付きレジストリの指定を行った場合は以下の設定が行われます。
メニューから[Edit -> Project Settings]を開き、[Package Manager]のタブから https://registry.npmjs.org を参照先のレジストリとして登録します。
この状態でメニューから[Window -> Package Manager]を開くと、[My Registries]から Magic Leap SDK を参照できます。
自動セットアップでは本 SDK のインポートが行われています。
Magic Leap Unity SDKのインポート(ローカルファイルの指定)
Magic Leap Unity SDK のインポートでローカルファイルの指定を行う場合は以下の設定を行います。
メニューから[Window -> Package Manager]を開き、[+]ボタンから[Add package from tarball...]を選択します。
ここで com.magicleap.unitysdk.tgz を指定してインポートを実施する形になります。
本パッケージは Magic Leap Hub で[Package Manger]を開き、[All]タブの Unity Package を指定してインストールします。
[Open Folder]のアイコンをクリックすることでダウンロード先のフォルダを確認できます。
Magic Leap SDKへの参照パス
Magic Leap SDK への参照パスが設定され、後述の Magic Leap のプラットフォーム機能を利用可能にしています。
メニューから[Edit -> Preferences]を開き、[External Tools -> Magic Leap]タブの[MLSDK]に Magic Leap SDK への参照パスを設定しています。
本パッケージは Magic Leap Hub で[Package Manger]を開き、[All]タブの ML C SDK を指定してインストールします。
[Open Folder]のアイコンをクリックすることでダウンロード先のフォルダを確認できます。
XR Plugin Managementの設定
Magic Leap のプラットフォーム機能を有効にしています。
メニューから[Edit -> Project Settings]を開き、[XR Plug-in Management]タブの[Android]プラットフォームから Magic Leap が選択されています。
長くなるため、記事を分割します。
次回はマニフェストとプロジェクトの設定です。
bluebirdofoz.hatenablog.com