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HoloLens特化のホロ恋子モデルを作成する その19(ポニーテールのモデリングとピボットポイント)

本日はホロ恋子モデル2の作成枠です。
ポニーテールのモデリングを行います。
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ポニーテールのモデリング

ポニーテールは束をまとめた形状なので円柱を基本に作ります。
最終的に揺れ物の設定を行う場合はボーンの埋め込みによる可動部を意識する必要があります。
円柱をループカットする形であれば、カット部分がボーンを埋め込む位置になります。
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ポニーテールは左右対称なので後頭部と同様に、最終的には円柱を半分に切って頭部オブジェクトとの結合を行います。
しかし、先に円柱を半分にしてしまうとスケールの調整が中点で行えなくなってしまいます。
ある程度、大きさを整えてからミラーを行います。
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ミラー後のスケール調整

もしミラー後にスケール調整を行うことになった場合、拡大縮小の中点位置がX軸方向にズレることに注意が必要です。
反対側の頂点が選択されないため、円の真ん中が選択の中心になりません。
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編集の中心はピボットポイントによって決まります。
通常、デフォルトではピボットポイントは「中点」(選択した頂点群の中心)で設定されています。
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任意の位置を拡大縮小の中心にしたい場合はこれを「3Dカーソル」に変更します。
「3Dカーソル」の位置を任意の位置に設定すれば、そこを中心に拡大縮小が行えます。
選択中の中点の座標を確認し、X値のみ 0 に変更した座標を「3Dカーソル」に指定すれば円の中心で拡大縮小できます。
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細部の作り込み

髪の跳ね部分を切り裂き(Vキー)を利用して作り込みます。
これはかなりローポリゴン寄りの作りです。必要ならばカットを増やします。
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特徴的な跳ねの部分を抽出して作り込み。
後頭部とつながる部分を埋めれば、ポニーテールのモデリングは完了です。
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次は髪部分全体のローポリゴン化を行います。
bluebirdofoz.hatenablog.com